翌朝10時にテッドがドアを叩いて「先に行くよ」と・・・またかい?(関連 夜遊び にて)
建物入ってすぐのカウンターで、ジェームスが何かやりとりして、
それから、半分オープンエアーになっているレストランを通りすぎると、だだっぴろい中庭が広がる。
中央にプールがあり、中庭を囲むように客室が並ぶ。
テッドが頼んでたフルーツの盛り合わせをつまみながら、ジェームスと話している間、ふとプールを見ると
怪しい人が・・・水面から顔だけ出してるサングラスをかけた人・・・微動だにせず、じーっとしている・・・テッドだ・・・。
テッドがプールから上がってきてすぐ、暑くなってきたんで、今度は私がプールへ入る。
結構深い。背伸びしてやっと顔が出るくらい。で、カナヅチの私・・・テッドと同じ状況になってる?
お昼も過ぎたし、プールサイドの屋外レストランへ向かう。テッドはビュッフェにするとのことだけど、
ここのシステムもよくわかんない私に、ジェントルマンのジェームスが全部やってくれた。ホント有難い。
夜、再び3人会って、モノ・ロコで食事中に、案の定テッドは話し出した。「あの彼女さ・・・」
あぁ、あの彼女?やっぱり、あのあと話しかけてたのね。”あの彼女”で誰だかわかるくらい、彼の行動はわかりやすい。
ちなみにアンティグアには他に、アンティグア最高級ホテル
ラディソン・ビジャ・アンティグア(Radisson Villa Antigua)、
修道院跡を利用した高級ホテル
カサ・サント・ドミンゴ(Casa Santo Domingo)にもプールがあるそう。
・ 他 《プール》
《写真プリント&宝くじ》
ジェームスが月曜日からホンジュラスへ出かけるという前の土曜日の夜、テッドとジェームスと3人で飲んでた。
で、翌日はプールへ行こうということに・・・プールってアンティグアにあるの?と思いつつ、11時に
ジェームスがテッドと私のいるアパートメントに来ることになった。
「え?でも場所わかんないよ?」と言うと、ジェームスが11時に来るから一緒に来ればいいと出て行った。
水着に着替えて、上にTシャツに短パンとサンダルでプールへ行く準備万端。
11時にはジェームスが来て、「テッドは先に行ったんだけど・・・」と言うと、場所わかっているから大丈夫と出発。
向かった先は、なんとすぐそばの高級ホテル、
ポルタ・オテル・アンティグア(Porta Hotel Antigua)。
学校との行き帰り(4a Av.Sur)から、8a Calle Orienteに入ったすぐのところにホテルがあることは知っていたけど・・・。
いきなり、アンティグアの古風な街並みから、欧米人の集まる
リゾート地へワープした感じで変。なーんか、いきなり馴染めない雰囲気。
中庭のプールは、半分浅い子供用、半分水深130〜150cmの大人用。
奥はビュッフェもある屋外レストラン。
中庭を囲むように2階建ての客室。客室向こうにアグア火山が望める。
中庭の敷地内に子供たちの遊具がある。木にはコンゴウインコが放し飼い?だった。
プールサイドのテーブルで、サングラスをかけてボケっと座っているテッドのもとへ行くと、
飲み物はあそこで注文するといいよと聞き、再び建物内に入ってレストラン脇のカウンターへ行く。
そこで、ジュースを頼んで「いくら?」と聞くと、Q16。やっぱ高いなと思いつつ、カウンターのスタッフは
「今払うの?」みたいなことを言ってたけど、「ちょっと待って」とお金を持って出て行った。
で、レシートとともにおつりを持ってきた。
そこへ、ジェームスが来て「お金払ったの?」「うん」と頷くと、どうして払うの?ってな顔。
どうやらホテル内での飲食代は、ツケて帰りにまとめてお金を払うことができる?それならそうと言ってよぉ。
リゾート風の高級ホテルなんて慣れてないから、利用システムなんてわかんないでしょ。
そういえば、あばら骨にヒビが入って安静の身ゆえ、泳げないんだった
(関連 夜遊び にて)。ちと笑える。
と、ジェームスがやって来て、話し相手になってくれた。
「泳がないの?」「泳げないの」「え?」「いつもお風呂状態なの」「練習しようか?教えてあげるよ」
有難いけど、ここで練習なんて・・・遠慮したい。足がやっと着く深さはただでさえ怖くて溺れそうなんだもの。
かと言って子供用の深さって30cmぐらい?練習にならない。ってゆーか、泳ぐ気は毛頭ない。
なんだかんだと浸かったまま話して、そのままプールから上がったんだけど。
で、食後ゆっくりしてたら、ふとテッドが「今日はデジャブって感じなんだよ」と感慨深げに言い出した。
でじゃぶぅ?コイツはまた突然何を言い出したのと思いつつ、彼のサングラス脇から見る目線の先には、キレイな白人女性が一人
デッキチェアに横たわって本を読んでいた。おぉ、狙ってる?
とりあえず、まだここにいると言うテッドを置いて、ジェームスと先に帰ることにした。
ホテルカウンターでジェームスがお金を払い、まだ明るいうえに歩いてすぐなのに、アパートメントまでちゃんと送ってくれるあたり、
やっぱジェントルマンだぁ。(関連 夜遊び にて)