・    《プール》   《写真プリント&宝くじ》


 ジェームスが月曜日からホンジュラスへ出かけるという前の土曜日の夜、テッドとジェームスと3人で飲んでた。
で、翌日はプールへ行こうということに・・・プールってアンティグアにあるの?と思いつつ、11時に ジェームスがテッドと私のいるアパートメントに来ることになった。

 翌朝10時にテッドがドアを叩いて「先に行くよ」と・・・またかい?(関連 夜遊び にて)
「え?でも場所わかんないよ?」と言うと、ジェームスが11時に来るから一緒に来ればいいと出て行った。
水着に着替えて、上にTシャツに短パンとサンダルでプールへ行く準備万端。 11時にはジェームスが来て、「テッドは先に行ったんだけど・・・」と言うと、場所わかっているから大丈夫と出発。
向かった先は、なんとすぐそばの高級ホテル、 ポルタ・オテル・アンティグア(Porta Hotel Antigua)。 学校との行き帰り(4a Av.Sur)から、8a Calle Orienteに入ったすぐのところにホテルがあることは知っていたけど・・・。

 建物入ってすぐのカウンターで、ジェームスが何かやりとりして、 それから、半分オープンエアーになっているレストランを通りすぎると、だだっぴろい中庭が広がる。 中央にプールがあり、中庭を囲むように客室が並ぶ。
いきなり、アンティグアの古風な街並みから、欧米人の集まる リゾート地へワープした感じで変。なーんか、いきなり馴染めない雰囲気。
中庭のプール 客室 遊び場
中庭のプールは、半分浅い子供用、半分水深130〜150cmの大人用。 奥はビュッフェもある屋外レストラン。 中庭を囲むように2階建ての客室。客室向こうにアグア火山が望める。 中庭の敷地内に子供たちの遊具がある。木にはコンゴウインコが放し飼い?だった。


 プールサイドのテーブルで、サングラスをかけてボケっと座っているテッドのもとへ行くと、 飲み物はあそこで注文するといいよと聞き、再び建物内に入ってレストラン脇のカウンターへ行く。
そこで、ジュースを頼んで「いくら?」と聞くと、Q16。やっぱ高いなと思いつつ、カウンターのスタッフは 「今払うの?」みたいなことを言ってたけど、「ちょっと待って」とお金を持って出て行った。 で、レシートとともにおつりを持ってきた。
そこへ、ジェームスが来て「お金払ったの?」「うん」と頷くと、どうして払うの?ってな顔。 どうやらホテル内での飲食代は、ツケて帰りにまとめてお金を払うことができる?それならそうと言ってよぉ。 リゾート風の高級ホテルなんて慣れてないから、利用システムなんてわかんないでしょ。

 テッドが頼んでたフルーツの盛り合わせをつまみながら、ジェームスと話している間、ふとプールを見ると 怪しい人が・・・水面から顔だけ出してるサングラスをかけた人・・・微動だにせず、じーっとしている・・・テッドだ・・・。
そういえば、あばら骨にヒビが入って安静の身ゆえ、泳げないんだった (関連 夜遊び にて)。ちと笑える。

 テッドがプールから上がってきてすぐ、暑くなってきたんで、今度は私がプールへ入る。 結構深い。背伸びしてやっと顔が出るくらい。で、カナヅチの私・・・テッドと同じ状況になってる?
と、ジェームスがやって来て、話し相手になってくれた。 「泳がないの?」「泳げないの」「え?」「いつもお風呂状態なの」「練習しようか?教えてあげるよ」 有難いけど、ここで練習なんて・・・遠慮したい。足がやっと着く深さはただでさえ怖くて溺れそうなんだもの。 かと言って子供用の深さって30cmぐらい?練習にならない。ってゆーか、泳ぐ気は毛頭ない。 なんだかんだと浸かったまま話して、そのままプールから上がったんだけど。

 お昼も過ぎたし、プールサイドの屋外レストランへ向かう。テッドはビュッフェにするとのことだけど、 ここのシステムもよくわかんない私に、ジェントルマンのジェームスが全部やってくれた。ホント有難い。
で、食後ゆっくりしてたら、ふとテッドが「今日はデジャブって感じなんだよ」と感慨深げに言い出した。 でじゃぶぅ?コイツはまた突然何を言い出したのと思いつつ、彼のサングラス脇から見る目線の先には、キレイな白人女性が一人 デッキチェアに横たわって本を読んでいた。おぉ、狙ってる?
とりあえず、まだここにいると言うテッドを置いて、ジェームスと先に帰ることにした。 ホテルカウンターでジェームスがお金を払い、まだ明るいうえに歩いてすぐなのに、アパートメントまでちゃんと送ってくれるあたり、 やっぱジェントルマンだぁ。(関連 夜遊び にて)

 夜、再び3人会って、モノ・ロコで食事中に、案の定テッドは話し出した。「あの彼女さ・・・」 あぁ、あの彼女?やっぱり、あのあと話しかけてたのね。”あの彼女”で誰だかわかるくらい、彼の行動はわかりやすい。

 ちなみにアンティグアには他に、アンティグア最高級ホテル ラディソン・ビジャ・アンティグア(Radisson Villa Antigua)、 修道院跡を利用した高級ホテル カサ・サント・ドミンゴ(Casa Santo Domingo)にもプールがあるそう。



 アンティグアを去る前のこと、 アルバロが撮った写真で私が写っているのとか欲しい写真があったので、ネガを借りて、 ベアトリースと焼増しをしに行った。
場所は中央公園から西側(Calle Poniente)に行ったところにあったと思う・・・ベアトリースについて行ったのであまり覚えてない。
お店には、我が家よりデカイ現像機とプリント機が備えてあって本格的。 で、焼増しを頼んで、出来上がるまでお店で待つことにした。

宝くじ(スクラッチカード)  そこで目にしたものは、宝くじ。日本でいうスクラッチタイプ。 Loteria Funrural(フンルラル宝くじ?)のRascaRasca(”こすってこすって”って意)。 1枚Q5(75円ぐらい)だったので、どういうものかためしに買ってみた。
こすってみると、数字が書いているトランプカードが6枚並んでいて、『PREMIO Q100』と書いてあった。 「えぇ!賞金Q100?当たりってことぉ?」と、お店の人とベアトリースに見せると「ザンネン」と言われた。
うぅむ、このトランプカードの数字の意味と賞金Q100と書いてある意味がわからない。 裏の説明見ても(1枚Q5のくじは15万枚発行。最高賞金額Q10000(約15万円強)が2枚・・・。 賞金がQ30までなら店で払えるけど、それ以上の賞金は・・・などなど)、よくわかんない。 まぁ、書いている内容は日本の宝くじ同様だけど、どうなったら当たりってわからないまま。まっ、いいか・・・。

 そうこうしているうちに写真が出来上がった・・・が、マジ? 色は悪いし、白っぽくて、こんな写真は我が家では即却下。 焼直しってとこだけど・・・ベアトリースはなんとも思ってない様子で受け取る。 焼直しってその分またお金取られそうで、私もそのまま受け取ったけど。 ハガキサイズ1枚Q2だったような?日本とそんなに変わらない?

 ベアトリースは自分が写ってたお気に入りの写真を焼増しして(顔の輪郭がやっとわかるくらい白く焼かれてた・・・)、 その場でその写真の裏に私宛の熱いメッセージを書いてプレゼントしてくれた。とても嬉しかった。

 ちなみにアンティグアには、写真現像プリントしてくれるお店は2軒あるみたい。


 
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