午後は、次の目的地サンタ・クルス島(Isla Santa Cruz)へ移動。 フロレアナ島から北へ向かうこと約4時間半。
よって、午後はデッキでのんびり過ごす。 海風に吹かれながら、ハンモックに揺られて寝るのもいいけど、赤道直下の直射日光は、火にあぶられているようなもの。 あっついのには変わりない。
操舵室では、Heiちゃんが舵をとっていた・・・って、気がついたら、進行方向がずれていってたようで、 あとで船員が軌道(?)修正していた。指針見ながらだったのに、やっぱ難しいものだねぇ。
フロレアナ島 ハンモック休憩 舵
フロレアナ島をあとに・・・ 赤道直下でこれは危険行為? Heiちゃん、舵をとる。


 日も傾いてきたころ、サンタ・クルス島の南端プエルト・アヨラ(Puerto Ayora)の町沖合いへ到着。 プエルト・アヨラはガラパゴス諸島最大の町。人口約4000人。宿があり、お土産屋さんやレストランなどのお店が並ぶ。 観光案内所やチャールズ・ダーウィン研究所もあり、観光拠点となる。ガラパゴスに来たら必ず足を運ぶ場所。

 さすがに拠点となるだけあって、沖合いには大小さまざまな船が停泊している。往航する船で賑やかって感じ。 グァンタナメラ号も停泊する場所に落ち着いた。
今晩は、グッバイパーティなるものがある。私たちを含む4泊5日コースの人たちは今晩が最後の夜。 フランス人家族を含む7泊8日コースの人たちは、明日午後から3泊4日コースの人たちと合流して、ガラパゴス諸島西側を旅する。
西側って、火山活動が活発で独特の地形が広がり、ガラパゴスペンギンやガラパゴスコバネウが生息している。 今回行った東側とまた違った雰囲気が味わえる。ものすごーく行きたーい!ってところだけど、涙を呑んで 次回(?)にとっておくことにする・・・。
船ラッシュ? 停泊中 夕日
大小さまざまな船で賑やかな沖合い。 停泊場所からの眺め。 ガラパゴス 最後の夕日・・・

 2階デッキに集まり、グラスを受け取る。ウェルカムパーティのときは、船酔いでドリンクが飲めなかったけど、 船酔いがなくなった今なら、飲めるぞー!「サルー!(Salud;乾杯!)」
しばし歓談のあと、夕食。チャンチョ・オルナディオ(豚ももオーブン焼き?)、紫キャベツのソテー、ライスにサラダ。
その後、直径30cmぐらいのデッカイ手作りケーキが出てきた。アメリカンサイズを髣髴とさせる? サーモンピンクのクリームに覆われたケーキには、真っ青なクリームで 「Good Bye Friends The Crew」って書かれてあった。
真っ青なクリームって、初めて・・・なんと言うかスゴイ色って感じ? この色合いは、ラテンの国だからこそ作れる色? 字は下手・・・だけど、キレイに作られたケーキより、味わいがあって私は好きかな?気持ちがうれしい。
Hei&Kayoの結婚お祝いも兼ねて、二人にケーキカット。まじデカイケーキをみんなでほお張る。 甘いの苦手な方だけど、全部平らげた。

グッバイパーティにて 夕食 デカイケーキ
フランス人家族、Jorgeとともに(Hei撮) チャンチョ ・オルナディオ、紫キャベツ・・・ クルーからのデカイ手作りケーキ


 食後、8時からボートを出して、夜のプエルト・アヨラに上陸。街を散策することになった。 もちろん、私たちの目的は踊りに行くこと。踊りが好きなガイドのJorgeからスポットを教えてもらったので、そちらへ向かう。
船員たちの家はプエルト・アヨラにあるゆえ、何人かは帰宅の途につくみたい。 Jorgeもとりあえず帰宅して、あとで合流するとのこと。

 踊る場所へ行ってみると、建物の1階は真っ暗。どうやら休みみたい。 2階のバル(バー)はやっているようなので、そちらへ向かう。ちらほらとお客がいる中、 ソファーに腰掛け、Hei&Kayo、Masaeさん、Tomikoさんと5人でビールで乾杯。
フロアーの真ん中に少しだけ踊れるスペースがあり、サルサやメレンゲの音楽がかかっている。 これは踊らなくちゃ。
みんなで踊っていると、Jorgeがやってきた。 Jorgeとは、お互いに踊るのが好きだと話していて、踊る約束をしていた。 船員で上手と言われる人もいたんだけど、船上で踊る機会がなくて・・・早速、Jorgeと踊る。
ガラパゴスでも、地元人と踊れるなんてうれしい。 いつの間にか、私の中南米旅行では、その国の人と踊ることが目的のひとつとなりつつある・・・かな?

 10時にボートが迎えに来ることになっていたので、とりあえず、船着場に行ってみんなボートに乗り込む。 船へ戻って、明日に備えてゆっくり休んだ。
・・・が、Hei&Kayoは再びボートに乗り、街へ繰り出し、夜中に帰って来たそう。んー元気だ。


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