朝、喉の痛みと咳が更に悪化。
しかし、今日は旧市街(ソーナ・コロニアル)を散策するぞ! と意気込むが、その前に、ちょっと寄りたい場所があった。
エル・コンデ通り(Calle El Conde)にスーパーがあったのを思い出し、スーパーを覗きに行く。 市場の方が断然、現地の食生活を垣間見るにはいいのだけど、まぁ、スーパーでも 見れないことはない。
んー、とても質素なスーパーって感じかな?とりあえず、現地で売れていそうなスパイスやスープの素、 現地のコーヒー豆を調達。 こーゆーのって、荷物にならないし、おみやげとして重宝!と私は思ってるんだけど・・・。

 小さなスーパーだったけど、結構時間つぶしてしまった。
一旦、ホテルに荷物を置いてから散策しようと、再びホテルに向かって歩いていく。 と、向こうからやってくる人に見覚えが・・・。
おっ、あのしつこいガイド
(6/11散策編)だ。
んで、無視するわけにもいかず(?)、自分から声かけてしまった・・・。 と、案の定、案内をかって出てくれた。 払うお金ないと言ってるのに、ほんとにタダでいいんかなぁ?とりあえず、荷物を部屋に置いてくる。

コロンブス公園 大聖堂  まず、ホテル傍のコロンブス公園(Parque Colon)へ行く(左写真)。
公園中央には、新大陸を指差しているコロンブスの像がある。 そして、公園を取り囲むように古い建物があり、ベンチではたくさんの人が休憩していた。

 それから、連れて行かれたところは、コロンブス公園横の 大聖堂(Cathedral Primada de America)(右写真)。
1540年、新大陸で一番最初にできた大聖堂だそう。
1506年にこの世を去ったコロンブスの 遺体は、遺言(彼が建設した新大陸最初の町、サント・ドミンゴに骨を埋める・・・?)どおり にスペインからこの大聖堂に移され、安置されていた。 大聖堂内 が、1992年に新しく建てられた対岸のコロンブス記念灯台 (El Faro a Colon)へと移され、現在はそこに眠っている。
大聖堂内の高い天井は、白いサンゴ石で出来ていて、きれいだった
(右写真)。
ガイドブックには、入場料がいると書いてあったけど、払った記憶ない・・・?
ちなみにここでは、ラフな格好(ショートパンツなど)では 見学できないらしい。TシャツにジーンズはOK・・・だったよ!

オサマ砦  大聖堂を出て、通りを歩いて行くと、突き当たりに オサマ砦(Fortaleza Ozama)がある。
新大陸初の軍事建築物で、海賊からサント・ドミンゴを守るため、 1507年に当時の総督ニコラス・デ・オバンドの命令で造られたそう。 要塞で囲まれた旧市街の中でも、中心となる要塞。オサマ川を見下ろす位置には 見張りのための敬礼の塔(Torre del Homenaje)があり、眺めがいいらしい・・・。
ここでも、入場料がいると書いてあったけど、払った記憶ない・・・? だから、ガイドの人、これ以上(写真撮ったところ)先に行かなかったのかな?



サント・ドミンゴ(旧市街)TOP



ラス・ダマス通り  オサマ砦を出て、ラス・ダマス通り(Calle las Damas)を歩く(右写真)。
この通りには、総督ニコラス・デ・オバンドの私邸があり、今は小さなホテル (Hostal Palacio Nicolas de Ovando)となっている。 本当は、このホテルに泊まりたかったけど(歴史ある建物なのに、宿泊代がUS$50〜60)、 現在、改装中で閉鎖されていた。残念・・・。

 このホテルの前にドミニカ共和国の歴代の総督や国民的英雄が 眠っているパンテオン(Panteon Nacional)がある。
1714年にイエズス会の教会として建てられたらしいが、 1955年にパンテオンとなった。霊廟を守る銃を持った衛兵が、厳粛なムードをかもし出していた。
写真を撮ったけど、フラッシュなしで恐る恐る撮ったため、暗くてあまりよくわからなかった・・・。

日時計  そのままラス・ダマス通りを歩いていくと、右手の方がパーッと景色が広がる。 要塞防壁から、サント・ドミンゴ港が見下ろせる・・・って、ここ、昨日Juanと来たところだ (6/11デート?編T)
石碑のような日時計が建ってる。これまた、 1753年に造られた新大陸でもっとも古い日時計だそう(左写真)。

ラス・カサス・レアレス博物館  日時計のまん前には、 ラス・カサス・レアレス(王宮)博物館(Museo de Las Casas Reales)がある(右写真)。
1492年から1821年まで、歴代の総督が住んでいた官邸で、 現在は博物館となっている。
しかし、ガイドの彼は、中に連れていかなかったんで、中はどうだったとは書けません・・・。 今ガイドブック読んでみると、中に入ってみる価値はかなりあったと思うんだけど・・・ 今になって思う・・・入場料のいる建物内には、彼は案内してない・・・。 私がお金がないと言ってたから?もしかしてぇ?
ちなみに写真の彼が、ガイドです。

アルカサル  そのまま博物館前を通り抜けると、だだっ広い広場が出現。そう、昨日Juanと話していた スペイン広場。
広場の突き当たりにあるのが、アルカサル(Alcazar de Colon) (左写真;なぜこの写真を拡大バージョンにしたか自分でもわからない・・・)。
スペイン総督としてやってきたコロンブスの息子、ディエゴがゴシック様式で私邸を造らせたもの。 コロンブスの子孫が3代にわたって住んでいた。贅沢な生活をしていたそう。 今は博物館となっているが、これまた、ガイドは通り過ぎていった・・・。

 ちなみに写真の右側の要塞出入り口を抜けると、車通りの多いプエルト通り(Av.del Puerto)に出る。 そこを渡れば、サント・ドミンゴ港の船着場。



 次へ 

 サント・ドミンゴ(旧市街)TOP   ドミニカ共和国TOP