【廃墟マニヤ File073】

T守之櫓/日本M資料館(茨城県)

(その2)

妙にさっぱりした敷地の周囲

事前の情報によると、住宅地の真ん中にあるため内部を見るのは難しいという話だったので、とりあえず外観だけでも……とやってまいりました。

この外観のため、遠くから簡単に発見。敷地内は完全に薮となってますね。しかし郊外の住宅地という場所柄のためか、ほとんどの家で犬を飼っており、このブロックに入った時点で既にめちゃくちゃ犬に吠えられています。

手前の妙にこざっぱりした空き地と焦げた木、そして不自然な水たまりからすると、もしかするとごく最近、不審火でも出したのかもしれません。

 

天守

近づいてみると天守閣様の部分の傷みはそれほどひどくないようです。ちなみにここが資料館としてオープンしたのは1984年、閉鎖されたのが1989年ごろという話。

 

塀

塀や石垣もそれなりにこだわった造り。ちゃんと狭間がありますね。ちなみに三角の狭間は鉄砲用だそうです。

 

天守

個人のものにしては、なかなか立派じゃないですか。

 

裏手

裏手にまわってみました。こちらも草がきれいに刈り込まれています。

 

しゃちほこ

屋根にはシャチホコが。

 

裏側

微妙に石垣から浮いているのが、うまく接合部が合わないプラモのようで、几帳面な自分としては非常に気持ち悪い感じです。


(続く)


NEXT(T守之櫓/日本M資料館その3)

1234

この頁最初へ

廃墟マニヤMENUへ