【珍スポ観光 File015】

魂生大明神(千葉県)

(その2)

トタンづくりの社

印旛郡栄町はまさに田園地帯といった風景の広がる土地ですが、昔は利根川を利用した船便の寄港地として栄え、小さいながらも遊郭などもあったようです。
遊女たちが梅毒などの病気から守ってくれるように祈ったのが金精様(ここでは魂生となっていますが)で、そのため遊郭のそばにはだいたい金精神社があるという話をきいたのですが、遊郭がなかったような所に祀られている場合もあるので、この説が正しいかどうかは若干疑問ではあります。
とりあえずここでは「五穀豊穣、縁結び、子授け、安産、夫婦和合の神」ということになっているようです。

 

魂生神

かなり立派ですね! ご本尊(?)の魂生神は石づくりでした。

 

木製

両側にこれまた立派な木製のものが……。一応女性もあるようです。

 

木製の御神体

12月の「酉の市」では木製の御神体で町内を練り歩くとのこと。恐らくこれがその御神体でしょう。

「御神体にちなんで男根の形をした飴は一風変わった土産として有名です」と解説板に書かれていましたが、ぜんぜん有名じゃないような気が……。

 

奉納されたブツ

願いをかける時は、神社に奉納されている「小さな男根」を人知れず借りて大願成就の暁には同じ男根を作り、合わせて2体の男根を感謝の意をこめて奉納するそうです。でも、これ石みたいだし、自分で作るとしたら結構大変そうですよね。どこか作ってくれるところがあるんでしょうか……?


千葉県印旛郡栄町

END
(2004.7)


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