マビノギの私記 83

ロナの日(2006年6月7日)

2006年6月7日、2回目の「ロナの日」を迎えていた。

マリーサーバーでは、前日から「カメラガール」のかわりに「ロナ」が現われ、 「ケオ島」で「ゴーレム」を倒す、「ペッカダンジョン」の攻略を行うなど、 活発な動きを見せていた。
ケオ島でゴーレムを倒す際には、ロナの巨大化が確認されていた。
その後、ロナは、タルラークサーバーに移動した。

一方、ルエリサーバーでは、ユーザー主体でライブカメラが設置され、 集合が呼びかけられていた。
次の画像は、 21時20分頃の集合地点(6チャンネルの「ティルコネイル広場」)の様子だった。

ロナに扮したプレイヤたちの姿があった。
その中には、懐かしい名前もあった。

ここで、ロナたちは、ある形を描き始めた。

「ロナ文字」だった。

エリン時間の夜間、生活スキル「楽器演奏」が使用されると、 「魔法音楽」の効果が現われた。
1年前には実装されていないものだった (参考: 「マビノギの私記 39」)。

ロナ文字の撮影を終えると、ロナたちは、東へと移動を開始した。

「東の平原」の先にあるその場所は、「キアダンジョン」だった。
キアダンジョンの攻略は、「ロナとパン」第3話～第4話にも登場するものだった。
ロナの日のキアダンジョン攻略は、おそらく、将来も恒例となるように思えた。

キアダンジョンの攻略を完了させた後、ロナたちは、「ムーンゲート」に入った。
移動先は、「コイルダンジョンムーンゲート」だった。
ロナたちは、この地点から、「イメンマハ」と「オスナサイル」を抜け、 「ダンバートン」に到着した。
すると、ロナたちは、チャンネルを 1 に変えた。

暫くすると、誰かがあることを提案した。
それに賛同したロナたちは、一斉に南下し始めた。
「ガイレフ」を抜け、「バンホール」に到達しても南下は続いた。

目指す先は、「モルバアイル」のさらに南にある「ケアン港」だった。
誰かが提案したあることとは、船に乗ることだった。

ついに、ロナたちは、「イリア大陸」に到達した。
ここで、また、新たな提案があった。
ロナたちは、NPC「ニッカ」から「ジャガイモ用の鍬」を購入した。

「潮干狩り」を行うためだった。

潮干狩りで得られた「貝」による料理でシェアリングが行われた。

月日の流れとともに、新たな要素が実装され、変り行く「エリン」で、 新たな「ファンタジーライフ」を見い出していく。
これもまた、まさしく、「ロナの日」の在り方かも知れなかった。

MMORPG の真髄は、他のプレイヤとの協調にある。
ファンタジーライフという概念は、その根底において、 MMORPG の真髄に通じている。

「ロナの日」の記録については、「6月7日はロナの日です。」様でまとめられています。