作成日 | 最終更新日 | マビノギのバージョン(作成時) |
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2005年6月8日 | 2005年8月2日 | 36 |
いつの頃からか、6月7日は、「ロナの日」と呼ばれていた。
2005年6月4日には、「6月7日はロナの日です。」というサイトも立ち上がっていた。
私が知る限りでは、2005年6月5日のことだった。
ルエリサーバーにて、ロナの日にイベントを開催するというプレイヤが現れた。
しかし、私は、参加しない方針だった。
なぜならば、ロナに似たプレイヤキャラクタがなかったためだった。
2005年6月7日夜、私は、カメラガール(この時点では、 ルエリサーバー1チャンネルのダンバートンにいた) の周囲にロナに似たプレイヤキャラクタが多数集結していることに気づいた。
時刻は、間もなく22時になろうとしていた。
前述のイベントには、間に合った。
私は、せめて、画像を撮らせていただくこととした。
集合場所は、「ティルコネイル」の「広場」だった。
行き先は、「キアダンジョン」だった。
企画では、ロナの装備のみで、キアダンジョンを攻略することになっていた。
「ロナとパン」第3話~第4話を模したもののようだった。
キアダンジョンに到着すると、パーティの組み分けが行われた。
美しい光景だった。
どういうわけか、キアダンジョンへの突入の直前にシェアリングが行われていた。
私は、キアダンジョンへの突入を見届けたところで、おいとまするつもりだった。
ところが、内部に同行してもよいことになったので、
後を追わせていただくことにした。
内部に入ると、すでに、屍が累々としていた。
ロナ軍団の進撃速度は、想像を絶するほど高速なものだった。
やがて、ゴーレムの動画再生が開始された。
先陣がボスルームに到達したことをしめしていた。
しかし、「私」がボスルームに到達した時点では、次のような状況だった。
企画では、キアダンジョン攻略の後、
NPC「ファーガス」に「ショートソード」の「修理」を依頼することになっていた。
「ロナとパン」第4話および第7話の再現を意図したもののようだった。
ティルコネイル鍛冶屋での記念撮影を終えると、
どういうわけか、ほとんど全員で木を叩き始めた。
「ロナとパン」第1話を模したものかも知れなかった。
このとき、私には、木を叩く効果音が異質なもののように思えた。
この後、ロナたちは、アリーナへと去っていった。
「ロナとパン」第7話を意図したものかも知れなかった。
MMORPG の楽しみ方は、 プレイヤが自ら創り出すものであると実感させられる日となった。