木町(きまち) / き組(きぐみ)

 木町の山車と提灯

 瀬洞しやすい瀬戸川ではあるが、明治三十年代までは上流の山間部で伐られた木材を、瀬戸川の流れを利用して流送していたのである。金吹橋から勝草橋までの間にニケ所、流送してきた木材を引き上げる土場があり、ここに製材業者が集中したことから木町の町名が生まれたという。その木町の<キ>を町印はデザインしている。デザインには厳密な寸法がある。ところで、この木町は上横町と呼ばれたことがあったらしい。ちなみに下横町は市部の町並を呼んだ。

 木町の番組表と町印

栄区/木町/小坂/上伝馬/益津/岡出山/千歳/長楽寺/白子/下伝馬/左車/市部/五十海

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