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外国通貨建て資産を持つということ 〜円建てのポジションは危険!?〜


ご存知の通り、おっさんは現在、中国株に投資しています。

中国株は外国株ですので、『人民元建て』の資産です。

ところで話は変わりますが、日本人の個人金融資産の内訳を見てみましょう♪


---現預金が53%、---保険・年金が28%、---株式5%、---投資信託3%、---債券2%

     です。(2003年6月、日銀)

株式は、5%とあまり支持を得ていないようですね。

(ちなみにアメリカでは個人金融資産の45%が株式です!)

では、これが『外国株』の割合となると、どのくらいだと思いますか?

なんと、「0.3%」です!


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どうやら我々、

外国株投資家・中国株投資家は、日本ではまだまだ珍しい人種のようです・・。

しかし今回は、

「なんでみんな中国株を買わないんだ〜!!」などというページではなく、

もう少し広い意味での内容でいこうと思います♪


さて日本の個人金融資産は、1400兆円あるといわれているのですが、

そのほとんどが上記の通り『円建て』の資産です。

この状態を皆さんはどう思われますか?

おっさんは、非常に危険だと思います。

何故ならば、日本人のほとんどの方の資産が『円』に対する国際的評価によって左右されてしまうからです。

「外国通貨建て資産を持っていると、下落リスクがあるから怖い!」

と、多くの方は言われますが、

そもそも、円建ての資産を持っている時点で『円』というポジション・リスクを自然に取っているのです。

つまり、株式投資において一つの銘柄に全額の資金を投資していること、

カジノのルーレットで一つの数字に賭けている事と同じですね。。

個人的に、現在の『円』は割高であると考えておりますが、

『円』が国際的に高い水準で留まっているのは、

一部の国際的優良企業が稼いできているのに対し、

日本人のほとんどが『円』のポジションを取り続けているからではないかと思うのです。。

(悪い言い方をすれば、一部の優良企業が目立つことで日本全体の実力を過大評価させているのでは??)


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確かに最近、

日銀は過去最大の円売り介入(数十兆円規模)を行いましたが、1400兆円の個人金融資産に比べたら、小さなものです。

つまり、為替の市場において『円売り』をするプレイヤーが少ないのです。

一部の国際的な日本企業と日銀、

そして海外旅行をする日本人ぐらいしか『円売り』をしないのです。(少し極端に言ってしまいましたが・・)

実際、『ドル−円』で考えると、ず〜っと長期的に円高傾向にあります。

もちろん、『為替』の動きというのは、

おっさんのような素人が想像できないほど(だってプロでも難しいことですので)、

マクロ的にもミクロ的にも様々な要因が絡んだ上で水準を形成しているので、

はっきりとはいえませんが、個人的な感覚としては上記のように考えております。

そもそも、日本で暮らしているからといって、資産がすべて『円建て』である必要はないのです。

とりあえず、日々の生活においては『円』を使うということで、数百万円ぐらいの『円』を持っていればことは足りるのです。

そこで、数百万円ぐらいの生活資金はおいて置き、

その他の金融資産をどこの国の通貨建て資産でポジションを取っておくべきなのか、考えてみましょう♪

つまり、生活資金と金融資産をまず別にするのです♪

あとは日本円に対しても、数多くある国際通貨と天秤をかけて投資先を決定しなければならないのです。


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さてさて、どこの国の通貨がよいのでしょうか?


まず、我々日本人にとって最も身近な通貨、『円』について考えてみましょう♪

現在、日本の財政は普通の家庭であれば、破綻している水準にまでなっております。

いつ破綻するか?

ハイパーインフレで乗り切るのか?

などは、将来どうなるかは誰にもわかりませんが、ただ確実に言える事は”あぶない”ということです。

しかし、おっさんが多額の返せない借金を抱えていて、同時に自分で紙幣を発行できる立場にあったのなら、

おっさんならたくさん紙幣を発行して借金を返します=ハイパーインフレ

果たして円は、十年後、二十年後に国際的価値のある通貨でしょうか?

円が十年後、二十年後に価値のある通貨でいるためには、日本経済が衰退していてはいけないのです。

ところが、日本経済が永久に繁栄し続ける保障、根拠はどこにもありません

※日本の国家財政については、『日本は大丈夫か? 〜国家財政から考える〜』のページを参考にして下さい♪

しかし、ほとんどの日本人が円建てのポジションでいること

=日本経済が永久に繁栄し続けることに賭けていることにつながるのです。


現在、国際的な主要通貨として、

『米ドル』、『ユーロ』、『日本円』、そして中国の『人民元』が挙げられると思います。

残念ながら『元』はまだ自由に取引できる通貨ではありませんが、

個人的に将来的には現在の3強に殴りこんでくると思います。

また、もう少し掘り下げると、

イギリスの『ポンド』、スイスの『スイスフラン』、オーストラリアの『豪ドル』などなど・・。

(ちなみに、豪ドルは、オーストラリア大陸には地下資源があるのでおいしいと言われております♪)

長期的な『通貨』の価値は、その国々の『国力』によります。

「今後、21世紀はどう変化していくのか?」

誰にもわかりませんが、有力候補に分散しておいた方がいいでしょう♪


さて、我々が『外国通貨建て資産』を持つには、

単純に『外国通貨』を保有する方法、

『外国株』に投資する方法、

外国通貨建ての『債権』に投資する方法、外国の『不動産』に投資する方法などがあります。

個人的には『外国株』が一番手っ取り早く、エキサイティングかつリターンも大きいと思います♪

(もちろん、それ相当の勉強をした上での話です)

単純に『外国通貨』を保有していても、そこからは何も生まれませんし、何よりつまらないですから。

どこの国の通貨であれ、『お金』は活用・運用しなくては、もったいないです♪

おっさんは中国株に投資しておりますが、それには2つの意味があります。

純粋な『資産運用としての株式投資』と、『リスクヘッジとしての外国通貨建て資産の保有』です。

もちろん、『元建て資産』はリスクヘッジとしてだけではなく、通貨としてもリターンを得ようと企んでおりますが・・(笑)

また、さらに将来的には、『様々な通貨建ての資産』を持つことにしていこうと考えております♪


と、おっさんの自論を長々と自由に述べてきましたが、

「海外にリスクヘッジ」をといっても、普通は怖いですよね?

しかし、日本円だけを持ちつづけていることは、

1つのポジションを取り続けている、という非常に危険な状態であることを確認していきましょう。

ところで皆さんは、『将来の日本』に強気ですか?

おっさんは残念ながら弱気です。

これについては、ほとんどの日本国民がなんとなく思っていることでしょう。

でも、ほとんど誰も『日本円』のポジションを変えませんよね?

何故でしょうか?

それは、『危険を知らないから』だと思います。

「線路にずっと立っていると危険である」

これは誰しもがわかっていることです。

でも、電車が線路を走ってくると知らなかったら、線路が危険だとは思わないでしょう。

これと同じように、『日本円建ての資産』だけを持っていることが危険だとは、皆思っていないのです。

何故ならば、周りを見回せば、ほとんどの人が同じだから、友達も同じだから・・・。

しかし、『自分の資産に対する責任』は自分にあるのです。

『万が一!』が起こっても、誰も責任は取ってくれません。

おっさんは、よく流行る本のように、いたずらに皆さんの不安を煽っているわけではありません。

ただ、現在、ほとんどの方が取っているポジションがそれでいいのだろうか?と言っているのです。

もちろん、おっさんも日本で暮らすつもりですから、日本に成長して欲しいです。

十年後も二十年後も日本全体が幸せになっていてほしいです。

しかし、万が一の時の為に、リスクヘッジしておいた方がいいのでは?と、思っているのです。

いくら日本が大好きでも、自分の財産だけは日本という国の運命から切り離してもいいのではないでしょうか?

今我々が取っているポジションは、

自分で選んだのではなく、たまたま生まれた時から自然に取っているポジションなのです。

我々は知らず知らずのうちに、『100%円建て』で資産を構築していたというわけです。

現代において、国の運命がどうなろうと、自分の運命は自分の力で切り開くこと。

そのためには、誰にとっても『リスクヘッジ』は必要なのです。

自分の人生は自分のものなのですから。

資産のリスクヘッジの基本は、まず、『ひとつの国にかけないこと!』

歴史を振り返っても、一つの国が長期間、繁栄し続けることは難しいのです。。

よって、すべての資産を『円建て』などの単一通貨で保有するのは、国際的な常識に照らすと、やはり危険です。

幸い、日本円は現在において価値がしっかりとあります♪

それも非常に大きな値段がついている!と、おっさんは思っております♪

もしかしたら今は歴史的にも非常に大きなチャンスかもしれませんね!

数十年後に、世界レベルでお金持ちになるのが我々の目標です。

そこで円建て資産しか持たないと危険だと思います。

円の価値がなくなったら、ハワイ旅行へもいけないのです・・・。

※おっさんの『外国株式』による外国通貨建て資産への投資ではなく、

あくまで『為替』で勝負したい方は『外貨預金』よりも『外貨証拠金取引』がおすすめです♪

『外貨証拠金取引』とは、

手持ち資金の何倍もの外貨取引をすることができる上、外貨預金に比べ、十倍以上安い手数料で取引が可能です♪

外貨証拠金取引のメリットを簡単にまとめると、
  • レバレッジを賭けられる(約3倍)
  • 外貨預金よりも手数料が十倍以上安い(1ドルにつき10銭)
  • スワップ金利を受けられる(円売り-ドル買いで金利差を受けられる)
などが挙げられます♪

おっさんも近い将来、参入予定です!

また、やり方によっては金利5%の金融商品を作り出すことができるのです♪


 打倒!金持ち父さん > 外国通貨建て資産を持つということ 〜円建てのポジションは危険!?〜