楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Feb. 7. 2013
    小鳥さん 
   
お隣の庭に餌台があって、毎朝リスや小鳥が食事をしにやってくる。
楓も引越翌日から「あ!リスしゃん!」「ちゅんちゅん!」と
大喜びで見入っていた。


夢中


我が家にも来てもらおうと、庭の切り株の上に餌をまき始めたのが
年明けくらい。軽井沢の小鳥もバーゼルの小鳥と同じくらい用心深く、
最初の1羽が訪ねてくるまでにやはり2週間ほどかかった。


ちなみに東京でもバルコニーで置き餌に挑戦。全然来なかった。


もっと近くで見ようとテラスにも餌と水をしばらく置いてみたけど、
床が汚れるし、たまにガラスに激突する小鳥もいるので中止した。
餌の種類は麻の実が圧倒的人気。みかんも置いてみたけど誰一人
食いつかず、夜そのままにしていると野生動物が来ちゃうリスクも
あると聞いて慌てて回収した。


近所の人の話によるとイノシシ、タヌキ、キツネなどが出るそうです


親が(主に夫が)そんな試行錯誤をしている間、案外興味なさそうに
していた楓。ところがある雪の朝に「これじゃ小鳥さんごはんも水も
無くて困っちゃうね」となにげなく声をかけたら「ちゅんちゅんに
お水あげるの」と言い出し、ままごと用の紙コップを持ってきた。

とりあえず楓の意思を尊重して紙コップに水を入れ、テラスに置かせて
みる。そして部屋の中からふたりでじっと観察。しかし、そんな白くて
深くて小さな容器に当然小鳥は近づかない。
すると楓が「小鳥しゃーん、お水ですよー」と呼び込みを始めた。
普段は「ちゅんちゅん」なのに呼びかける時は「小鳥しゃん」らしい。


2歳児なりのルール


結局紙コップの水を飲みに来た小鳥はいなかった。が、めげない楓は
次の雪の朝に「ちゅんちゅんにごはんあげるの」と言い出した。

今度は正しい容器に一番人気の麻の実を入れてテラスに置いてみる。
すぐにヤマガラがやってきて、くちばしでコンコンと殻を割りはじめた。
その仕草がお辞儀して「ありがとう」と言ってるように見えたらしい。
楓も「どういたしまして」とお辞儀を返していた。お互いにハッピーに
なれて良かったね。おかーさん、テラスの掃除がんばるよ・・・。



「楓ちゃんの傘~!お花みたいだね」 逆だと思います。