楓観察記
こんな感じで、育っています
 
         
     Feb. 4. 2013
    応援 
   
2回目の一時保育は、爆弾低気圧の翌日だった。
軽井沢も珍しく大雪に見舞われ、早朝に夫を駅まで送っていった時は
国道の除雪もされておらず、車は皆ノロノロ運転。そんな日に限って
何件も用事が入っていてあちらこちらに行かねばならず、果たして
全部予定通りにこなせるのか自分?と少々テンパり気味の朝だった。


朝の積雪状況:これくらい


最初の関門が、楓を時間通りに保育園まで送っていくこと。
車で行くので、もしもチャイルドシート着席を拒否して泣かれたら
その時点で万事休す。いかにスムーズに家から連れ出すかが勝負だ。
前回の一時保育ではかなーり泣いたようなので、事前に「今日も
保育園だよ」と言えば行きたくないとグズるかもしれない。
かといって、黙って連れ出すのもだまし討ちみたいで気がひける。

悩んだ末に「保育園にいくよ。お友達と遊べるよ」とさらっとお伝え
してみたところ、意外なほど素直に機嫌よく上着を着込みチャイルド
シートに収まってくれた。状況を正しく理解してるのか多少疑問は
残るものの、とりあえず機嫌が良いうちに、そそくさと外に出る。
と、忘れてました、道に積もった深い雪。


この時の脳内BGM:Walking in a winter wonderland


もともと車の運転はあまり得意じゃない上に、1年半の東京暮らしで
すっかりペーパードライバーに戻ってしまった私。慣れない雪道、
しかも後部座席にはいつ泣いて暴れだすか知れない子ども・・・と
超緊張しながら運転していると、後ろから楓の声がした。

「がーんばれ、がーんばれ!」


11月の運動会で「お友達の応援」も練習したらしい


よく猫は飼い主の弱り具合を察知していたわってくれると言うけど、
楓にも似たようなセンサーがついているのかもしれない。
脱力したおかげで、テンパりも緊張もほぐれた。ありがとう楓。

でもこの場合、どちらかというと頑張るのはあなたのほうでは。


預ける時はやっぱりギャン泣き。泣き止んだ後は雪遊びなど楽しんだ模様。



おまけ:運動会で頑張った人(=園児全員)に先生がくれた金メダル。
今でも時々自分で首にかけては「運動会でやったの」と報告してくれます。