2008.8.1-3
アルザスの村巡り
スイスデー当日は、日帰りでグリュイエールへ。前回とほぼ同様のコースで、チーズ工房→グリュイエール城→チョコレート工場を回りました。昼食はもちろん本場のチーズフォンデュ。

スイス名物盛りだくさんで、どこも日曜・祝祭日に休まず営業しているので、日帰りのエクスカーションにはもってこいの場所ではないかと思います。

グリュイエール城。こじんまりして感じが良いです。

チョコレート工場入口。


エギスハイムの広場


ぐるぐるの路地

翌日からまた一泊旅行にでかけました。まず向かったのはバーゼルから北へ1時間半ほど、アルザスのワイン街道にあるエギスハイム(Eguisheim)の村。

この村は中心の教会広場を細い路地がぐるぐると何層にも取り囲むという、かたつむりのような構造になっています。路地の両脇には色とりどりの小さな家々が並び、村中に花が溢れて絵本のよう。



無事村に戻り、広場のカフェで軽くお茶。ここから見える教会の屋根にはコウノトリの巣があり、運が良いと大きな翼を広げてワッサワッサと飛んでいる姿も見られます。

またこの近くにはミシュラン一つ星のレストラン、
Cavearu d'Eguisheimがあり、美味しいフォアグラ料理なんかも食べることができます。ただしその手の昼食は必ず2時間以上かかるので今回は省略。
ちょうど観光用のミニトレインが出発するところだったので飛び乗ってみました。トレインは教会をぐるりと周った後、あっというまに門を抜けて村の外へ。そのままワイン畑の間をぐんぐん登っていきます。おーいどこにいくの? 

見ると前方の丘の上、かなーり遠くに古い城塔のようなものが3つ並んでいます。ひょっとしてあそこまで連れて行かれるのでは、と長旅を覚悟しはじめたころ、トレインは見晴らしの良い場所で停車。どうやらエギスハイムの村全体を見下ろすこのポイントが目的地だったようです。ほっ。



コルマールに移動してプチ・ヴェニスの風景など眺めつつ、お気に入りのタルトフランベ屋でランチをとりました。午後はアルザスの真珠、リクヴィル(Riquewihr)へ。このあたりは「ハウルの動く城」のモデルにもなったそうで、相変らず超可愛い街並みです。

が、エギスハイム、コルマールときてだんだんと目が慣れてきたこともあり、「・・・で、ここには何を見にきたの?」みたいなムードが漂いはじめたので、本日の宿泊地オベルネ(
Obernai)へさくさくと移動。


リクヴィルの街並み

Caveau d'Eguisheim店内

コルマールのプチ・ヴェニス
オベルネはアルザスの守護聖女オディールの出生地。町のはずれの絶壁の上に彼女を奉る修道院があります。町の規模は大きくありませんが、たくさんの観光客で賑わい、面白そうな店もちらほらあって賑やかなところでした。
オベルネの広場。聖オディールの噴水があります。


夜はまたついうっかりちゃんとしたレストランへ。


日帰り温泉カラカラテルメ。この日はなぜか2時間の料金で3時間券が買えました。

やっぱりお風呂上りはビールでしょう。
翌日は国境を渡り、ドイツのバーデンバーデンへ。連日の観光での疲れを癒してもらうべく温泉に入りました。しばらくジャグジーでぶくぶくした後、両親はデッキチェアで爆睡。姪と私はちょっと怪しいアロマサウナ(水着着用)や日サロコーナーなどで楽しみました。

2時間ほどのんびりした後は、町の広場にあるレーベンブロイのお店で軽めのランチ。出てきたジョッキの大きさがドイツっぽくてナイスでした。
帰りは黒い森(Schwarzwald)の中を通ってバーゼルまでドライブ。途中、カッコー時計の故郷といわれるトリベルク(Triberg)に寄り道しました。街中がカッコー時計屋さんだらけで結構衝撃的でした。


ドイツ語でカッコーはKuckuck。クがひとつ多い。

絶対に寝坊しないベッド。

訪問ありがとうございました
旅行続きの一週間が終わったところで、翌日は初めてのんびりとバーゼル滞在。デパ地下でお土産のハムやチーズを山のように買い込み、あとはちらっと大聖堂を見たりライン川の渡し舟に乗ってみたりしました。

翌日13:00の便で帰国予定だったのですが、チューリヒ空港まで行ってみると、なんと5時間のdelayで18:00発に。朝ネットで確認したときはon scheduleだったのに〜! 急遽、予定に無かったチューリヒの街も観光でき、母はちゃっかり腕時計をゲット。最後まで盛りだくさんの旅でした。
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