2007.10.20〜25
母、来たる
日本から母が遊びにきました。3週間ほどの滞在予定です。

空港まで迎えにいく途中チューリヒのデパートで新鮮な生牡蠣やムール貝をどっさり買い込み、夜は母が運んできた緊急援助物資(うなぎ、さば寿司など)もテーブルに並べて、海産物祭りを開催♪

やっぱり白ワインでしょう〜。
翌日曜日はフランスのコルマールへ日帰りドライブに行きました。バーゼルから北へ約60km、コルマールはアルザスワイン街道の起点となる町です。

アルザスの特徴である木組み&パステルカラーの家がたちならび、あちこちに赤やオレンジの花が飾られた町はまるで絵本のよう。戦火を逃れたため、築数百年の家が多く残っているのだそうです。

町の中には小さな運河が流れています。周囲の地区は「プチ・ベニス」と呼ばれ、カフェやレストランが立ち並んでいます。
この日は曇り空で、石畳の町は底冷えのする寒さだったのですが、欧米人観光客はとにかく元気。観光トラムにのったり、運河でゴンドラに乗ったりと活発に活動していました。

おもちゃみたいな観光トラム。乗ってるのは大人。

「ベニスって呼ばれてるから一応・・・」みたいな感じのゴンドラ。でも結構盛況。

ここから母の「名物ぜんぶ食べちゃうぞの旅」スタート。


別の店のウィンドウ。一見ほほえましいが、食材。
それにひきかえ皮膚の薄い東洋人の私たちは、大聖堂の中で暖をとったりしながら、正午の開店と同時にレストラン「Chez Hansi」へ。アルザス衣装を来たおばちゃんに迎えられて観光気分を満喫しつつ、名物のシュークルート・ガルニ(ゆでブタやソーセージにザワークラウトを添えたもの)を堪能しました。
食後は町を後にし、アルザスワイン街道へ。収穫を終えたブドウの木が黄金色に輝いていました。

ブドウ畑の中に、城壁に囲まれた小さな村がありました。やけににぎわっており、村から出てくる人たちの手にはかなりの確率でワインボトルが。もしかしてワイン祭り開催中?と淡い期待を抱きつつちょっと寄り道してみることに。


きれいな黄金色

ブドウ畑の間に小さな村々が点在しています

メインストリート
城壁の中は意外にも、コルマールを上回る美しさ。アーチ状になった村のゲートから坂のてっぺんにある塔までがメインストリートで、両サイドにアルザス土産やワインなどのお店がずらりと並んでいます。なにより驚いたのが、日曜なのにお店がほぼすべて開いていること。

ワイン祭りの会場はどこかな〜と人々の流れにのっかってみましたが、特にそんな催しは行われていない模様。みんなそれぞれに好きなお店で好きなワインを買ってるだけみたいでした。

村の名前はRiquewihr(リクヴィル)。あとでガイドブックを調べたら「アルザスの真珠」と紹介されていました。こちらでは案外メジャーな観光地なのかも。

キツネの剥製withアルザスワイン

バーゼルと同じお風呂状の噴水もこんなにおしゃれ

小路からちらりと見えるブドウ畑

翌日からはオットが会社に言ってる間に母とヨメとでバーゼル観光。といってもそれほど見るものはないので、美術館にいったり、近所を散策したり、まったり楽しんでいたようです。


市立美術館には、セザンヌ、ゴーギャン、ピカソなど有名どころの作品も多数あり。

名物食べちゃうぞシリーズのスイス代表、チーズフォンデュとラクレットはレストランElsbethenstubliにて。

近所の紙博物館にある水車。地味ですみません。

秋祭りのため、大聖堂広場に観覧車が登場。

紅葉まっさかり。
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