2008.5.24 | |||||||
グリュイエール | |||||||
スイスと言えば、チーズとチョコレート。 その両方の工場を見学できるのがグリュイエールです。正確にはグリュイエールの町外れとその近郊モレソン村にチーズ工場があり、そこから車で10分ほどのブロ村にネスレのチョコレート工場があります。 バーゼルからグリュイエールまでは車で約2時間。途中、ドイツ語圏とフランス語圏の境目と思われる大きな谷があります。 まず最初に訪れたのはモレソン村。 チーズ工場(Fromagerie d'Alpage)は村の駐車場からちょっと登った山の中腹にあります。小さな小屋は、一見ただのチーズ販売所 兼 軽食レストランですが、奥に展示コーナーがあり、昔ながらのチーズ作りを見学することができます。 |
グリュイエールの町 |
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チーズ工場(というよりは工房) |
お約束 |
グリュイエールチーズの担ぎ方 |
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牛乳を煮る |
チーズの原料をすくう |
水分を抜き形を整えるべく、木枠に移す |
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作業中の質問には、厳しい表情で答えてくれます |
実演は10時〜と14時〜の2回。時間は季節によって変わるみたいです。説明は完全にフランス語ですが、無料なので文句は言えません。(と思ってたら正しくは入場料3フラン。団体客に紛れて入れてしまった模様) 鍋の温度を上げたり水気を切ったり、結構長い時間かかるので、最後まで見ると1時間以上かかります。他のお客さんは途中から見学したり途中で出て行ったりしてました。 |
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水分がある程度抜けたら、木枠を外し、今度は丸くすべく、別の器に移します。 |
お豆腐みたいですよね。 |
一昼夜このまま寝かせ、翌日にまた塩で洗ったり、磨いていくとか。見学はここまで。 |
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こじんまりした町です |
次にグリュイエールへ戻り、こじんまりしたお城と町をちょっとだけ観光。お城のインフォメーションで英語のパンフレットを渡されたので、ダメもとで「日本語のはないよね?」と聞いたら「あるよ」と言われてびっくり。観光地ってすごいですね。 お城の入口手前に、なぜかエイリアンの像があります。エイリアンのクリーチャーデザイナー、ギーガー氏(スイス人)が古い建物を買い取って彼の博物館にしたのだとか。向かいには悪趣味なエイリアンバーもあります。 チーズフォンデュとレシュティで昼食にした後、駅近くにある近代的なチーズ工場(la Maison du Gruyere)へ。 |
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こちらは入場料7フラン(700円)。熟成月が異なるチーズ3種類をお土産にもらえます。ただこちらは時間が合わなかったので特にデモンストレーションもなく、オーディオガイド(日本語あり)を片手に工場見学。モレソン村に比べると物足りなかったです。 | お城の中庭 |
ギーガー博物館 |
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チーズ工場。町から少し離れています。 |
近代的な製造設備 |
ずらりと並んだ熟成中のチーズ |
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100年前の建物と近代的建物・設備が一緒にあります |
昔のチョコレート型 |
次はネスレのチョコレート工場(Chocolaterie Nestle de Broc)へ。ここではCaillerというブランドのチョコが作られています。入場無料。中に入るとすぐにチョコレートの甘い香りが漂ってきます。 中にはシアターがあり、工場の歴史やチョコの作り方のビデオが上映されています。ただし音声はフランス語のみなので、昼寝にぴったり。さらに進むとカカオやナッツの展示コーナーがあり、きれいなおねえさんが英語で説明してくれます。 |
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カカオも試食できます |
設備を直接見る代わりにビデオが上映されてます |
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機械設備はあまり近くで見ることは出来ず、原料のカカオに触れたり、ビデオでの見学が中心。でも最後にチョコ食べ放題の試食コーナーがあるので、不思議な満足感は残ります。お茶とかは出ないので、いっぱい試食したい人は水持参をおすすめします。 |
試食し放題 |
もちろん販売もしております |
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