槍ヶ岳の巻C 2007.4.29


 ・・・・・・というわけで、槍の穂先を前に、いったん休憩。殺生のロッジも見えたことだし、 あと1本!ということで出発。
 ひぃっ、ふぅっ・・・さすがにこの登りはキツイなぁ。

 と思ってたが、どうも疲れ方がちと違うような・・・


 こ・・・これはまずい・・・

時間 ポイント 概要 コースタイム
(トータル)
 8:50
 9:00
小休止  殺生を少し上がったあたりで小休止。・・・良かった、バテてたのオイラ
だけじゃなかったのね。予備食で持ってきてたカロリーメイトでクイック
チャージ。チカラも少し戻った感じがする。ホッ・・・
   30
( 3:42)
 9:35
槍ヶ岳山荘 着  最後の休憩から30分強でやっと槍の肩まで到着。最後の一歩を踏
みしめ、ヘリポートにあがった瞬間

彡彡ゴォォォッ!彡彡

 ぐほぉぉっ、なんじゃこの風!!さ、寒いっ!
 ・・・と、ほうほうの態で小屋に逃げ込む。・・・だって半袖一枚なんだも
ん、オレは・・・。
 小屋の中はもちろんあったかい。ここでやっと一息。ボクは最後の登
りでみんなより遅れたため、tokkeyさんたちはもうすでに荷を開けて休
む準備。
 あ、(小屋の)セルフサービスでインスタントコーヒーだ!いっただきま
ーす!200円だけどとてもうれしい♪低血糖状態にはグラニュー糖が一
番!・・・・と、いうのを重度の糖尿病患者から教わった。
 みんなの用意した食料で軽く食事。あ〜落ち着いた。
 服も着てあったまったところでもう一度外に出る。
   35
( 4:17)

 うぉぉぉん!絶景かな絶景かな!!
 写真を4枚ほど張り合わせたのでちょっと正確ではないが、約180度のパノラマがこれ! すごい、こんな状態の山々を見ることが出来るとは・・・
 ちなみに、写真中央の白くとんがった山は100名山の常念岳。・・・きれいだなあ・・・
 小屋から下を見下ろすと・・・

 うわあぁぁ・・・オレたちこんなとこ登ってき たんだ・・・よく登ってきたなぁ・・・。

 「槍の山頂なんだけど」小屋で休憩してい たとき、tokkeyさんが説明していた。
 「よく見ると岩が雪と氷とで覆われている ので登りません。我々の装備ではちょっと 危険です。」
 そりゃそうだよな、アレじゃ・・・
 「今朝登った人がいたそうだけど普通往 復1時間のところ、2時間かかったそうで す。・・・・・・でも、我々が到着したときに岩 に取り掛かってる人が2人いたけどね」

 ・・・・・・エッ?!
 槍の穂先を見てみると・・・・

わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
ホントだ〜〜〜〜〜!!!!

・・・・・・・・

あんなのとてもマネできない・・・


槍ヶ岳さんごめんなさい、
わたくし山を舐めておりました・・・


ペコリ
m(_ _)m

 というわけで、今回ここまでの積雪を予想していなかった我々は、自身の技術と身の安 全を考慮して登頂を断念した。
 ので、あとは帰るだけなのだが・・・

 ここから一気に上高地までは
長いなぁ〜〜・・・・
(´Д`;)

つづく・・・
ごめん、まだ続きますわ・・・

(2007.7.15)

槍ヶ岳の巻D 2007.4.29

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