2006.9.28 富士登山富士宮口の巻その1


 8時、富士宮口到着。

 ・・・・・・しまった、また寝坊した・・・あと1時間早く入りたかったんだけどなぁ・・・お鉢めぐりの時間が、早くも怪しくなっ
てしまった。
 予想に反して五合目の売店は営業してました。・・・つか、まさかこ
の時間で開いているとは・・・さすがだ!

 駐車場も、車15台ほど停車している。閉山式があったとはいえ、
やっぱりまだ登る人もいるんだねぇ。・・・でもまぁ、五合目まで観光
で展望を見に来た人も少なくないが。
 実際、眺望もなかなか。↓右奥にアルプス山脈、手前にも天子山
地。富士市の街並みを眺めつつ、左に駿河湾。・・・・・・やべっ、早
くも雲が湧き上がってきてる・・・・


時間 ポイント 概要 コースタイム
(トータル)
 8:12 新五合目 出発
 気温18℃。もう夏は終わ ったといってもまだまだ日差 しは強い。
 下を見ると・・・ううっ、山頂 でどんなことになってるや ら・・・
――
 8:28 六合目 雲海荘
 山小屋到着。ここには2軒あるけ ど、どちらもまだ営業してます。

 ここへはサクッと来たけど・・・ま だ先がなぁ・・・
 ここの登山道も、御殿場口や須走口ほどではないけど砂の割合が多
い。といってもこっちの方が登りやすいが。

 しばらく登ると、お爺さんが一人降りてきた。エッ、うそっ、もう登って
きたの?!
 ・・・と思ったら、途中でヘバッて降りてきたそうな。つーか、初夏に手
術してそれからのリハビリかいっ?!
 「80じゃ上の小屋で精一杯」
 ・・・・じゅーぶんだろ、それで・・・

 今どきの年寄りは・・・元気じゃ。
   16
 9:28
   45
新七合目
 うぅっ・・・あ・・・頭 が・・・
 なんだか少し締め付 けられるような苦しさ (痛みではない、まだ) がある。やばい、高山 病か?ガツガツ登って きたからなぁ〜。 
 というわけで15分ほど 休憩。
 1:00
( 1:16)

 しばしの休憩で下界を見る。↑
 ・・・あ゛〜〜〜・・・雲がもうこんなに・・・・
 仕方ない、山頂の眺望はもう諦めるか・・・

 ボクの前を数人のグループが通り過ぎていく。イヤ〜けっこう登る人いるんだねぇ。
 ・・・あれっ待てよ?後続そんなに間もなく登り始めてたっけ?追いつかれるということ
は・・・
 オレの体力落ちてるってことか?!
10:37 七合目小屋
 こちらも休業中。

 やっぱりオイラの体力は予
想外に落ちてるらしい・・・どん
どんと追い越される・・・

 イヤハヤ、みんな元気だな
ぁ・・・
 中には、ボストンバッグを肩
に担いだ高校生か大学生らしいのが3人ほど・・・

若さかっ若さなのか?!
 ・・・自分の体力に自信をなくしてしまいそう・・・やっぱトシなのかなぁ、
オレも・・・

思わず見上げた青空が、やけに目にしみてきやがるぜ・・・
グスッ
   52
( 2:08)
11:25 八合目  こちらの小屋ももちろん休業。

 途中から岩が目立ってきた。高低差で地面の質も違ってくるもんなの
か?

 もはや体力の消耗は隠せない。腹が減ったので昼飯にする(といって
もコンビニのおにぎりだが)。

 目の前を肩でゼエゼェと息しながら登る若者が・・・

オイオイ、ザックは?
弁当は??
持ち物ペットボトルだけ?!

 「大丈夫ッスよ」

それはムチャだ〜!

 ・・・これも若さか???
   48
( 2:56)
12:54 九合五勺  か・・・肩が・・・
 酸欠のせいかやたらと肩がこる。


 もうハッキリ認めます。
 オイラ高度順応できてません!

 ・・・そうだよなぁ〜。どんなにいろんな山に登ろうとも、富士山は第二
位の山をど〜んっと突き放して550mもの標高差があるもんなぁ・・・。
 1:29
( 4:25)
13:40
14:05
山頂 奥宮到着  ヘロヘロになりながらもやっとのことで浅間大社奥宮に到着。



 あ゛〜〜〜・・・やっと着いたよ・・・計画じゃ、5時間かからないつもり
だったのに・・・なかなかそうはいかないもんだな、山って。

 しばらく休んで・・・おっとそうだ、まだ目的を果たしていない。と、デジ
カメをもって奥宮の裏に廻る。
   46
( 5:11)

 そうっ!これこれ↑
 これが撮りたかったんだ!

 3年前に登ったときは、火口を1枚に収めた写真は撮ってあったけど、こうじゃなきゃ実感
湧かないよなぁ。

 というわけで、富士山頂で火口を撮るという当初から
の目的は果たし・・・てねぇなぁ・・・ここ3,776mじゃな
いし。

 時間的にもうお鉢めぐりはムリだけど、やはり最高峰
には行っとかないと。

 鳥居の奥に剣が峰が見える。→

 う゛〜〜・・・かったるいなぁ・・・・

 ぇえいっグダグダ言ってな
いで行け〜!!!

・・・というわけで、オイラの休息のひとときはまだまだおあずけとなってしまった・・・つづく

(2007.2.11)

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2006.9.28 富士登山富士宮口の巻その2