牛乳パック ミニチェスト


いろんな本の中にも牛乳パックを使った作品は紹介されていますが、
これはKIYOKAICHIの自信作!!「ミニチエスト」です。
なんと言っても「簡単」じゃない!! 手間ひま掛けて作っています。
いろんな方法を試した結果、ようやく今の形(作り方)におさまりました。
誰にでも簡単には出来ません。だからこそ、挑戦して欲しいなぁ...。

先ずは作品をいくつかご紹介いたします。


4P タイプ

和風 タイプ 洋風 タイプ ナチュラル タイプ
( 和紙 & 千代紙 ) ( 包装紙 & 折紙 ) ( クラフト紙 )

お教室用に作りました。


6P タイプ

 

「6P」タイプは、牛乳パック(1リットル)を 9個 使って作ります。


その他 「 6P 」 タイプ です。

  
表板は厚紙に「千代紙」を貼ったもの( 作り方 見本 と同じ )。取手は「ビーズ」を針金に通して作りました。
ピンク( 左 ) は千代紙が「ハート柄」なのでビーズも ハート形を使用しました。
イエロー( 右 ) は千代紙が「星柄」で ビーズは ハート を組合わせて作りました。

    
ピンク( 左 ) は表板に 洋菓子屋さんの 包装紙 を利用しました。
ブルー( 中 ) は千代紙が「水玉柄」取手には同系色のばらばらボタンを使用しました。
オレンジ ( 右 ) も表板に ギフト屋さんの 包装紙 を利用しました。

材料 節約 タイプ です。

  
大きな赤い柄はお気に入りの 「 マグ カップ 」 と何だかそっくり!
一緒に記念写真を撮っちゃいました。


9P タイプ

 

「9P」タイプは、牛乳パックを 13.5個 を使って作ります。


表板に 「 カラーボード 」 を利用

取手にバナナ&リンゴ形のボタンを使いました。ボタンの代わりに「 アイロン ビーズ」を使いました。
表板の色を活かすために、ボタンは黒を使いました。ボタンを重ねてさりげなく変化を持たせました。

表板の素材を変えて.......

外観全て包装紙で統一しました。ボタンはシンプルに黒で!ギフトショップの包装紙で表板を使用しました。ビーズの取っ手はミッキーマウスみたい! 表板に同色の千代紙を2種と取っ手はビーズを使用しました。
取手も 「 ウッドビーズ 」 と 「 麻紐 」 で ナチュラル に仕上げました。
表板に 「 布 」 を使ってみました。ボタンも柄に合わせて 「 魚 」 にしてみました。

表板は 葉っぱ柄 の 「 千代紙 」 を使用しました。
6枚分しか 「 千代紙 」 が無かったので、 「 折り紙 」 を組み合わせました。
表板は同色で柄の違う2種の 「 千代紙 」 取っ手にはボタンの代わりに鈴を付けてみました。表板の色&柄を活かしてナチュラルでウッディに仕上げました。


12P タイプ

 

「12P」タイプは、牛乳パックを 18個 を使って作ります。


15P タイプ


「15P」タイプは、牛乳パックを 22.5個 を使って作ります。

友人からプレゼントされたキュートな柄の 「 千代紙 」 は全て表板に使用しました。
特にお気に入りの3種同色系の 「 牛乳瓶 」 「 フォーク&スプーン 」 「 洋なし 」 柄を組み合わせて
朝食のキッチンをイメージして作りました。


表板を使わずに「 引き出し 」を牛乳パックではなく、厚紙で作りました。



「引き出し」を牛乳パックでは無く、厚紙で作ると、奥行きは自由サイズ!
全体をクラフト紙で包んで、ナチュラルな感じに統一しました。KANCHI 好みです。


牛乳パックではない丈夫な厚紙の「空箱」で作りました。
ちなみに 「 引き出し 」 つ の サイズは 8.3cm × 8.3cm × 9.0cm と、牛乳パックの場合より一回り大きめです。

  
 
KANCHIはボタンを集めるのも好きなので、このシリーズには特にお気に入りのボタンを使っています。

例えば 12P タイプ だと.....

例えば 6P タイプ だと.....

ついでに 4P タイプ だと.....

  
コレクションのフィギュアを 「 取手 」 として利用したり.......。
作った作品は簡単な ラッピング をして保存しています。ちょっとした 「 贈り物 」 にしたり、フリーマーケットで販売したりしています。

例えば、ウイスキーの空箱とか、一升瓶の箱とか、同じ箱が揃う様であれば、それを利用して作ってみては如何でしょうか?
作り方は「牛乳パック」の応用で!!


KANCHIがこの 「 牛乳パック の チェスト 」 を作る様になったのは、「 母の 和紙工芸品 作り 」 がきっかけでした。
もう何年も前だけど......おそらく15年以上前かな? ウチの母は 「 和紙工芸品 作り 」 に熱中していたのです。
と言っても、材料は 通信販売 か何かで、初めから セット になっていて、それを注文して、説明書通りに作る訳。
ダンボール板だって あらかじめ必要な形にカットされているし、和紙を貼る為の 「 糊 」 から 仕上げに塗る 「 ニス 」 まで準備されている。
自分の部屋は勿論、タンス、小物入れ、から眼鏡立てまで。親戚の 「 お祝い 」 にも、バレンタインのチョコの箱まで、やたら凝っていた。
その 材料セット、結構いいお値段で、出来上がったものを買った方が 「 安いのでは? 」 と思う程。
パンフレットの中から、好きなと 和紙のを選べ、確かに丈夫だし......後は 作る楽しみ......かなぁ。
その母の様子を見ながらKANCHIが思った事は、材料にお金を使わずに、何かで応用は出来ないものか?って事。
あらかじめカットされている材料を使うなんて、手作りマニア としては、邪道 だと思った訳。
そんな思いから、作り始めたのが、この 「 牛乳パック の チェスト 」......試行錯誤を繰り返し、現在に至る。

「 母の 和紙工芸品 作り 」 に対抗して作った最初の作品が これ です。


初めは 和風 だったのです。今でも愛用しています!! かなり くたびれて 来てますが.......。
初めは 「 引き出し 」 だけが牛乳パックで、「 引き出し 」 は、
廃品ダンボールを切って組み合わせて作ったので、厚さや色、固さもバラバラでした。

 
これを作って分った事は、使用した牛乳パックより、ダンボールの量がはるかに 多いと言う事。
家庭から出るゴミとしては、ダンボールより牛乳パックの方がはるかに 多い のに........。
そこで 「 枠 」 だけで無く 「 引き出し 」 を牛乳パックで作る方法を考えました。それが、現在の形( 作り方 ) なのです。


次の作品ページへ進む 前の作品ページへ戻る 作り方ページへ戻る トップページへ戻る ご意見ページへ