ミニチェストの大きさ( 引出しの数 )は自由に選んで下さい。
説明の為に、ここでは 「 6P タイプ 」 を使用しています。
・ カッター............................................. | 使い慣れたもの、サイズは自由。 |
・ カッティング マット................... | 大きめのものが安心。 |
・ 定規 ( 30cm 以上 ).................... | 透明で升目が入っているものが便利。 |
・ 千枚通し ( or 目打ち ) | |
・ はさみ | |
・ ペンチ | |
・ ニッパー |
・ 牛乳パック............................ | 「引き出し」と「引き出し枠」を作ります。 |
引き出しの数によって準備する数が異なりますので「図2」を参考にして下さい。 | |
・ ダンボール板 ( 厚紙 ) | チェストの「外枠」と「表板」を作ります。 |
引き出しの数やダンボール板の厚みによって準備するサイズが異なりますので 「図1」「図2」を参考にして下さい。 | |
・ 色画用紙 ( 包装紙 ).... | 「外枠」と「表板」に使用します。 |
・ わら半紙 ( 包装紙 )..... | 「引き出し」に使用します。 |
・ 自由紙..................................... | 「引き出し」の見えない部分に使用します。 |
・ セロハンテープ | |
・ 両面テープ | |
・ 製本テープ.......................... | 「引き出し枠」に使用します。 |
・ のり.......................................... | スティックタイプの方が綺麗に仕上がります。 |
・ ボタン..................................... | 引き出しの「取っ手」として使用します。 |
・ 針金......................................... | ボタンの取り付けに使用します。 |
1-1 ダンボール( 厚紙 )を切る。 | 1-2 ダンボール( 厚紙 )を組み立てる。 | |
内寸はチェストのサイズ(引き出しの数)によって異なります。=「図2」参照 外寸は更に準備したダンボールの厚みによって異なります。=「図1」と「図2」参照 「図1」と「写真1-1」を参考にして、背板(A)1枚、天板(B)1枚、底板(B)1枚、側板(C)2枚、合計5枚 をカッターで切り出します。 |
「図1」と「写真1-2」を参考にして、切り出した5枚のダンボールを組み立て、セロハンテープなどで固定します。 | |
1-3 色画用紙(包装紙)を貼る。 | 1-4 外枠の完成 !! | |
基本的に貼り方は自由。「写真1-4」を参考にして箱の内側( 約2cm )まで、包み込む様に貼ります。 例えば6P タイプの場合、B4サイズの紙なら1枚半で貼れます。 2面 ( 側板2枚 ) を それぞれ先に貼り、3面 ( 天板 背板 底板 ) を まとめて貼ると綺麗に仕上がります。 |
2-1 必要な枚数を切り出す。 | 2-2 角から折る。 | 2-3 四辺に両面テープを貼る。 |
厚紙は 7cm × 7cm、 包装紙は 10cm × 10cm に 必要な枚数だけ切り出します。 必要な枚数は「引き出しの数」です。 「図2」を参考にして下さい。 |
包装紙と厚紙の裏面が上になる様に1枚ずつ重ね、包装紙の角から折ります。 | 包装紙の四辺に両面テープを貼ります。 |
2-4 四辺を折る。 | 2-5 表板の完成 !! | |
包装紙で厚紙を包む様にして四辺を折り、貼り止めます。 | こちらが 「 表 」 です。 出来上がりサイズは 7.3cm × 7.3cm 以内 が理想です。 |
図2
チェストのサイズ ( P = 引き出しの数 ) と 使用する牛乳パックの数 と それぞれの 内寸 の一覧です。
3-1 牛乳パックをカットします。 | 3-2 もう一度カットします。 | 3-3 切口に製本テープを貼ります。 |
牛乳パックを立て、下から 7.5cm のところに「印」を入れ、カッターでぐるりと一周カットします。( 底あり ) | 更に 7.5cm のところをカットします。( 底なし ) | 製本テープ ( 幅15cm以上 × 長さ30cm以上 ) を必要な数 ( 引き出しの数 ) 準備し、切口の部分に貼る。 |
4-1 牛乳パックを切り開きます。 | 4-2 上部と底部を切り離します。 | 4-3 必要な形にカットします。 |
牛乳パックを立て、張り合わせの角 からカッターで切り、底部を切り開きます。 | 開いた牛乳パックの縦幅を、ぎりぎりまで利用出来る様に、上部 ( 注ぎ口部 ) と底部を切り離します。 | 四面のうち、張り合わせのある面は使用せず、残る三面を「図3」のサイズでカットします。 「写真4-3」の赤 − 線は 「 切込み線 」 黒 --- 点線 は 「 折込み線 」 です。 |
4-4 「切込み」「折込み線」を入れます。 |
4-5 左右対称に折り込みます。 | 4-6 セロハンテープで固定します。 |
「図3」を参考に4本の「切込み」と2本の「折込み線」を入れます。 「折込み線」は カッターの刃裏 や 書けなくなったボールペン など で入れます。 |
左右対称にバランス良くなる様に折り込みます。 | 箱形に折り、セロハンテープで簡単に固定します。 | 4-7 A紙をまわりに巻きます。 | 4-8 B紙の中央におきます。 | 4-9 前後面側からB紙を貼ります。 |
A紙は牛乳パックの印刷文字が透けて見えない様にする為に巻きます。B紙が「黒」の場合には必要ありません。 | B紙の中央に置き、前後面 ( 3枚が重なっている面 ) となる2方の端に両面テープを貼ります。 | B紙で箱を包む様にして両面テープを貼った前後面から貼って行きます。 |
4-10 折り目を付けます。 | 4-11 側両面も貼ります。 | 4-12 「のり」を付けます。 |
側面となる2方に折り目を付けます。 | 折り目を付けたB紙の4端と、箱の内側に折れ込んだB紙の4端をハサミで斜めにカットしてから端に両面テープを貼ります。 | 赤印をした部分に「のり」を付けて側面も貼ります。 |
4-13 引き出し ほぼ 完成 !! | ||
この段階では まだ 「 表板 」 は貼らないで下さい。 |
5-1 内枠を並べます。 | 5-2 引き出しを内枠に入れます。 | 5-3 各段ごとに固定します。 |
「3」で完成した「 内枠 」を「底あり」「底なし」を交互になる様並べ、位置を決めます。 | 並べた「 内枠 」に「4」で完成した「引き出し」を入れます。 | 「引き出し」を入れた状態で一段ずつ セロハンテープ や 両面テープ で 固定します。あまり詰めて強く固定すると「引き出し」が開かなくなりますので 注意 しましょう。 |
5-4 外枠に入れます。 | 5-5 外枠に固定します。 | |
「引き出し」を入れたままの「内枠」を、各段ごとに固定したら、段と段の間を両面テープで固定し、内枠全体をセロハンテープで固定します。
固定した内枠全体の周りの四面にそれぞれ両面テープを貼り、「両面テープの剥離紙」の端の部分を手前に折っておきます。「両面テープの剥離紙」の端を手前に折った状態で「1」で完成した「外枠」に入れ、しっかり奥まで入れてから「剥離紙」の端を引き、「外枠」と「内枠」を固定します。
一旦「引き出し」を抜き、しっかりと「内枠」と「外枠」を固定しましょう。 ( 剥離紙 = シールなどを剥し易くするツルツルの紙 ) |
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5-6 「枠」に「引き出し」を入れます。 | 5-7 「表板」を並べてみます。 | 5-8 「引き出し」に「表板」を固定します。 |
再び「枠」に「引き出し」を入れます。 | チェストの前面を上に向けて「2」で完成させた「表板」をお互いに重ならない様に並べます。 | 「引き出し」の前面側に両面テープで「表板」を貼ります。 |
6-1 「表板」に穴を開けます。 | 6-2 ボタンを針金で固定します。 | 6-3 ついに 完成 !! |
付けたいボタンに合わせて「表板」に穴を開けます。穴の位置や数はボタンによっても異なりますが、2つ以上 開ける場合は 穴と穴の距離を 1cm以上 離しましょう。 また穴を開ける時は、「表板」が折れ曲がらない様に、一気に開けず少しずつ優しく開けましょう。 |
針金を適度な長さに必要な数だけ切り、真中から U 字形に曲げておきます。 先ず針金をボタンに通し「表板」に通します。 通して「引き出し」の内側から針金をペンチで引っぱって曲げ止めます。 |
完成 !! |
KANCHIからの一言
・ 同じ形や同じサイズのものを幾つも作るので、初めに「型紙」を作って置くと便利です。速く正確に作れます。 ・ 牛乳パックは集めるとかさばり、邪魔になるので、3つ 貯まったらすぐに型紙を使ってカットして置くと
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