足柄サービスエリアの富士山と丹沢
2012年1月22日


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足柄SAの富士山 足柄SAの富士山2 足柄SAの富士山3
箱根の山 足柄SAの丹沢 足柄SAの丹沢2
上段は足柄サービスエリア(上り)の富士山です。
下段右側2枚が丹沢の遠望です。大山は裏側になります。

 転居してから富士山を眺めるためのドライブが増えています。
 それ以前にも富士山がどのように見えるかを確かめるために、中央道や東名高速を走行し、富士山登山口(御殿場、須走、裾野、富士宮、河口湖など)へ出向き、小諸にある高峰高原のほかに富士見パノラマリゾート、車山スカイパノラマ、ピラタス蓼科ロープウエイ、木曽駒が岳ロープウエイなどに出向きました。
 でも、最も身近な富士山は横浜と沼津を結ぶ東名高速道路から眺める富士山です。
 沼津で生まれ育ち、横浜に住んで約30年間を富士山を眺めてきたわたしには水や空気と同じく生活に欠かせない山です。
 いつもは混雑を避けて立ち寄らない足柄サービスエリア上り線からの富士山を残しておきます。
 ★「出向いた場所あれこれ」には富士山を眺めるためのドライブが多数掲載しています。目次ページで確かめてください。

 【以下の文章は「沼津に南アルプスが見える季節」として記載したものです

 父の七回忌に雨の中を沼津へ向かった。一昨日の雪が残る丹沢の峰々を眺め、御殿場付近の残雪を気にしながらクルマを走らせたが杞憂に終わった。

 大井松田から真っ白な富士が姿を表し妻はご機嫌だけど、いつものとおり写真を撮る気配はない。
 前回の法事の帰りに裾野インターから雪が降り出して怯え、クルマをやめて電車にしようと言い出したのに勝手なヤツだ。

 「雪の積もった山が前に見えるけど、あれは何なの」と沼津の国道1号線を走れば妻がつぶやく。
 「何度も沼津に来てるけど、あんな山があったかしら」と後席に座る息子に話しかける。
 「あれは南アルプスさ。静岡県にも続いているんだよ」と言っても、富士山や伊豆半島しか頭にない妻はわからないようだ。
 写真を撮っておけといっても、いつものとおり知らぬ顔だ。

 南アルプスは長野県と山梨県に連なる山々という誤解があるが、間ノ岳・塩見岳・赤石岳・聖岳・光岳は長野県と静岡県の県境だ。
 もっとも、身延山地とか赤石山脈と言われているから、沼津の人間は南アルプスとは言わない。 
 そして、沼津で見えるのは1月から2月にかけての空が澄んだ日しかない。

 30年近く夫の実家に毎年出向いていても、富士山や千本松原しか知らないのも困ったものだ。
 真っ白な富士山を眺められただけでも良いとしよう。
 風邪で部屋にこもっている娘が同乗していれば写真を撮りまくっただろうが今日は無理だ。

 【データ】
 6:50発、 法事11:00  17:00帰宅

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