日帰り温泉から諏訪湖往復
2009年06月28日


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 2週間前に有明荘に出向いた帰りに国道16号の八王子バイパスを相模原に抜けた。雨の夜道を橋本駅から遣水(やりみず)に向かったが妻が楽しみにしていた天然温泉が見つからずすごすごと引き返した。それが悔しくて昨日はインターネットで調べて昼間に出向いた。
 天然温泉ロテン・ガーデンは町田街道の相原(あいはら)交差点や八王子バイパスの遣水ICに近い国道16号沿いの温浴施設だ。一般道を使うと我が家からかれこれ2時間かかる。ここも横浜と同じで黒い湯である。曜日によって浴室が男女に分かれる。源泉掛け流しは屋上にあるがやや狭い。浴槽は多いけれどそのぶん小さめだ。アルカリ単純泉だからしつこくなくさらっとしている。喫煙室・休憩室・食堂はゆったりしていて湯上がり後にくつろぐ施設が充実している。駐車場は斜面に分散しているのでやや止めにくく、16号に面しているので出入りがしにくい。

 せっかくここまで出向いてきたのにこのまま帰るのはもったいないと中央道に向かえば「今度はどこにするの、着替えを用意してきたわ」と妻も動じない。八王子からはETC休日割引でどこに出向いても1,000円だから泊まる場所さえ決めれば良いとタカを食っている。2週間前は双葉SAで仮眠して疲れが溜まったから「足腰がのばせる宿にしたい」と言えば、「それなら諏訪湖SAに写真付きの広告が出ていたホテルがいいわ。屋上に温泉があるって出ていたわ」と妻はくったくがない。地図は見ない運転はしないくせに食べ物と宿はしっかり覚えている。
 諏訪ICから茅野市に戻り妻が言うCANDEOホテルには21時に着いた。八王子から2時間半、150kmの手頃な場所だ。諏訪ICは我が家の定宿もあるなじみの場所で近くに愛用しているステーキハウスもあるから食べる不安はない。さっそく妻は屋上の温泉に入浴し、中央道のクルマの流れを眺めてご機嫌である。暑がりやだからクーラーをがんがんきかせるのにまいった。おかげで咳き込む始末だ。
諏訪湖の遊覧船
 茅野市内の温浴施設に入ろうと言えば、「ここまで来たんだから諏訪湖の間欠泉が見たいわ。それに水陸両用バスも乗ってみたい」と妻が言い出す。諏訪湖には35年前から出向いているものの、8月の花火見物や杖突峠往復は何度もしていても遊覧船に乗ったことも間欠泉も見たこともない。水陸両用バスは予約制だからあきらめ遊覧船と間欠泉に絞った。
 日差しの強い湖畔の船着き場に向かえば足湯につかる家族連れで駐車場は満車である。いつもなら真っ先に足湯につかる妻は温泉ざんまいをしてきたので見向きもしない。20分待って古びた遊覧船スワン号に乗れば、あれはどこそれはどことガイドを求めてビデオ撮影のじゃまである。湖畔からそれほど遠くない小島に社があって人が歩いている。水陸両用バスが小島に近づいてUターンし、湖上にはモーターボートも走行している。
 暑いを連発する妻をなだめて遊歩道を間欠泉センターに向かえば室内は人もまばらである。次の噴泉まで時間があるから吹き出し口を眺めて退散した。ぐずぐすしていた帰りの渋滞に巻き込まれるから諏訪ICに戻った。

 八王子ICには15時20分に到着した。相変わらず談合坂と小仏トンネルが渋滞していたが3時間で着いた。日差しのきつさにまいっていたが小仏トンネルを抜けると雨である。いつものとおり八王子バイパスを使って相模原経由で帰宅するだけである。
「そういえば今日は温泉に入っていないわ」と妻が言い出す。今朝もしっかりホテルの露天風呂に入浴していたのに「あれは温泉じゃない」と言い張る。町田市の「いこいの湯」や相模原市の「ここち湯」を持ち出すから昨日と同じロテンガーデンに立ち寄ることにした。
「今日は別の風呂に入れたわ。雰囲気が違うのね」と妻は雨の中の入浴というのにご機嫌である。昨日から4回入浴しているのに欲張りなやつだ。

【走行記録】ETC休日割引利用で片道1,000円
 6/27町田市:ロテンガーデン入浴、18:30八王子IC⇒21:00諏訪IC  210km
 6/28諏訪湖一周、12:15諏訪IC⇒15:20八王子、ロテンガーデン入浴 210km  計420km

【おわび】
 デジタルビデオカメラを持ち歩いたのでデジカメ写真はこれしかありません。
 ロテンガーデンについては当該店のホームページをごらんください。


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