赤沢温泉に行く
2004年08月17日

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  最近は伊豆半島に出向く機会が減った。オートキャンプに熱中した六、七年前は年に数度は必ず出向いたものだ。大仁のキャンプ場を起点に修善寺、伊豆長岡、韮山の温泉に立ち寄った。でも、東海岸は渋滞するから極力避けてきたので熱海や伊東の温泉にはうとい。

  我が家と日帰り温泉の関わりは一五年くらい前からになる。
アマチュア無線の交信数を稼ぐために箱根や富士山に出向き、家族を待たせたり懐柔する手段が入浴であった。私自身は風呂嫌いだが、妻子に受け入れられて今も続いている。
  雨が降る中を伊東の伊豆高原駅に近い赤沢温泉郷に妻と出
向いた。寄り道も加わって片道四時間のドライブである。真鶴道路の下りはスムーズに走れたが相変わらず上りは熱海から小田原まで全線渋滞だ。昨年末に伯母の葬儀で下田に出向いたときは横浜から六時間もかかった。東海岸は近い距離のわりにてこづる道のりである。

  赤沢日帰り温泉館は硫黄臭の少ない温泉である。一見した
だけでは沸かし湯のような感じがする。でも、塩分がつよい湯である。効能は、ナトリウム塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・温泉)とある。泉温34・3度だから熱くはない。内装はホテル並で、行楽施設の多い伊豆高原に集まる若い客が多い。赤沢温泉ホテルが隣接してるから宿泊にも困らないものの値段が高い。
  ともあれ、浴室や休憩所が広くて清潔である。家族で出向い
ても違和感がない。売りは浴室からの眺望である。露天風呂から海の広がりを眺めるのがここち良い。女性客が多いのもこんなところにあるのだろう。音のない稲光がきらめく中の入浴も乙である。

  帰りは伊豆スカイラインを使った。亀石峠から熱海峠は対向
車もなく寂しい夜道だ。韮山峠あたりで霧にまかれてまったく前方が見えない。夫婦で必死に道を探すのも久しぶりである。熱海峠から海岸に戻り、視界のまばゆさに感激する始末である。安堵した妻が「コスモスが咲いてる」と言うのが可笑しい。

         
   カニをつつく              赤沢日帰り温泉館

  15;40発→16;00東名→小田原厚木道路→真鶴道路→熱海ビーチウエイ
→135号→伊東→18;20ー18;50一碧湖入口*文教堂、19;00眺望亭なが
澤・夕食→20;10ー21;45赤沢温泉→給油→宇佐美→伊豆スカイライン→熱
海峠→熱海→135→湯河原スカイラーク休憩0;15→真鶴道路→小田原厚
木道路→1;00東名→狩場→1号→1;30みなとみらい→1;50帰宅 280km
  *横浜〜伊東は雨、
  真鶴道路の反対車線は熱海と小田原間が全線渋滞、
  熱海で雷雨の中を走る、
  稲妻を見ながら入浴、
  伊豆スカイラインは霧の中を走行