スバルラインに再挑戦
2004年08月18日

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  先月は妻の急病でスバルラインをすごすご下った。せっかく
富士山の五合目まで上って何もせず過ごしたのが「メチャ、くやし〜い」(古いネ)。今月の八ケ岳一周の帰りに迂回したときも
富士山を眺めて夫婦で歯ぎしりした。  今月は我が家から富士山が見えない。真夏日と熱帯夜が続いたからだろうか。それも寂しい。

 鳴かぬなら鳴かせてみよう
ホトトギス(これも古い? )である。アルバイト休みの娘を誘ったが、今日から始める自立推奨ゲームにこだわって拒む。それを聞いて妻がニコニコするのも可笑しい。 おじゃま虫がこないからのびのびできるからだろう。  明るい間に富士山に着くのも久しぶりである。あいにく雲が多いものの赤茶色のセメント状の富士の斜面は不気味だ。スバルラインは料金所までの道のりが長い。直線状の道路が果てしなく続くような気になる。また、料金所から一合目に至る道のりも長い。そこが静岡県側の五合目に至る道路*との違いであり、富士山を下からゆっくり仰ぐ助走路の役割をはたしている。  五合目は強風で立っているので精一杯だった。小柄な妻が吹き飛ばされそうで手を貸す始末である。ビデオカメラを支えるのも辛い。夏だというのに下山してくる登山者が凍えている。

 前回は山小屋も閉まっていたが昼間は観光客であふれてい
る。外人は欧米系よりアジア系、それも中国人が目立つようになった。大声で早口だから叱られているような気分になる。  帰りは勝山村にある日帰り温泉、湯〜園に立ち寄った。森の中にある山小屋風の温泉である。湯温の低い露天風呂にのんびりつかった。昨日の赤沢日帰り温泉館の華やかな室内と違ってこじんまりとした温泉である。風呂好きの妻を待ってテラスで富士山を眺めた。日没前のくっきりした富士山には上部に白い雲が流れていく。

  山小屋に灯がともり始めた。待っているのは男ばかりで、どこ
温泉でも似たようなものだ。「なんでお母さんはゆっくりしてるの」と待ちくたびれた子どもが父親に質すのも我が家と同じである。
 
             
        料金所に入る前                 一合目から眺める

             
      温度は高いが強風で寒い             かなたに見える河口湖
 
            
       富士山頂にあったレーダー          道の駅にあるレストランで 

 *静岡県側の道路は御殿場と富士宮を結ぶ、かっての「表富士周遊道路」があり、太郎坊口や富士宮口を結んでいる。また、須走口に至る道幅が狭い県道もある。私はいずれの五合目までクルマで入って無線をしてきた。
  12;40発、港南区のパソコンショップに寄り道、14;00東名、14;30中井で昼食、15;20御殿場16;10ー17;20スバルライン五合目、17;50ー18;50湯〜園、富士吉田道の駅で夕食、山中湖、篭坂峠、御殿場、中井PA、21;50東名町田、22;15帰宅