おとずかい
音楽用語はがさつだな

上高地田代池からの穂高連峰


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音図解もくじ

 楽譜を見るだけでオタマジャクシやナメクジを思い出す人も多いかと思います。わたしもそのひとりです。そして、音楽と聞いただけで語学で渋々習った文法の退屈さがよみがえる人もいるでしょう。音楽に理屈はいらない。まったく同感です。理屈は後づけの説明にすぎません。
 泣き言を並べるのが悔しいから音楽通論や楽典に手を出せばカタカナまじりの用語で混乱。読まなきゃよかったという後悔も出てきます。日本には日本の音楽があると居直っても、生まれた時から英語漬けで、英米の発想にどっぷりつかっています。
音符の名称:これと異なる名前は図2−3でふれています
 それはともあれ音楽用語のガサツなこと。幹になるから幹音(かんおん)、根っ子になるから根音(こんおん)。音の長さに至っては音価(おんか)。何だよこりゃ!
 こちとら、音楽なんて感覚的だから感音、キラキラ輝くからネオン、それにしても音価って何だ!
 音符に至っては、音の長さを示す「たま」が符頭(ふとう)、音の速さを示す「はた」が符鈎(ふこう)、それを結ぶ「ぼう」を符尾(ふび)ときた。こんな言葉はワープロの変換に出てこないぞ。
 【注】音符の図はインターネットで見つけたものです。図2−3と呼び名がちがっています。
 こまごましたことは≪音楽ガイド≫でふれていますが、楽譜を眺めて後ずさりしない程度の音楽用語を図解しますので参考にしてください。
 これは簡単に書かれている入門書で理解できなかった親父が独断を加えた解説です。
 
 楽器に興味がない方は、極めて雑な用語解説を眺めてください。そして、各章のあらましに目を通していただければ幸いです。
図解した内容は当たり前すぎてつまらない内容です。また、どうでもいいことに寄り道しています。
 こんな下手な図解しかできないのかと笑ってもらうのも良いでしょう。
 楽譜作成ソフトをいろいろ買い込み、作曲ソフトもありますがいまひとつなじめません。
 きれいに描くことでなく、理解できなかった説明を図解して理解したことを整理しました。
 そして、音譜や楽譜を持ち出さずに図や表で説明するよう努めました。
 素人には素人なりのアプローチがあっても良いのだと思います。

 インターネットには次のような懇切丁寧な音楽解説サイトもあります。説明内容に疑問を感じた方はそこでお確かめください
 作りきれなかった楽譜図を引用したり改変しています。
 ●音楽理論の基礎:ヤマハ楽器が開設している図解と演奏が豊富なサイトです。http://musical-grammar.com/note005.html
 ●楽典:ヴェクターが開設しているクラッシック中心のサイトです。懇切丁寧でやや煙たいくらいですがわかりやすい解説です。http://www.ncnmusic.com/
 ●楽譜の読み方:シンコーミュージックが開設しているサイトです。かゆいところを懇切丁寧に図解しています。http://www.shinko-music.co.jp/gigs/5sen-2.html

 余計なことになりますが、楽器いじりを始めてから日本の音楽や数学・物理に興味が出てきました。音楽家に限らず音や光は人間に関心を持たせるようです。感覚だけでなく理屈で考えることも音楽につきまとうようです。

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