運転免許証の更新


 日曜日に鮫洲の運転免許試験場まで免許の更新に行ってきた。僕はゴールドだったので5年振りの更新だ。一番心配なのは視力検査だけど、先週にメガネを作り直したので1.0程度は見えているはずだ。

 今までは自分の誕生日の1ヶ月前から誕生日までの1ヶ月が更新期間だったのが、今回からは誕生日の前後それぞれ1ヶ月、合計2ヶ月の間に更新すればよくなったので、9月生まれの僕も今の時期でもよくなり楽になった。

 日曜日なのでかなりの人が更新に来ていたが、誕生日の関係から今日来ている人のほとんどは天秤座ということになり、おとめ座の人とさそり座の人がそれに多少混じっているという感じだろう。かわいい女性が多かったような気がするけど、天秤座にはかわいい女性が多いということなのだろうか?

 そういえば前の会社でも天秤座の女性がひとりいたけどかわいい人だった。では、天秤座の男性は…?実はこれも前の会社で僕と全く同じ生年月日の男性がいたが、僕達に共通していることは競馬好きということだ。それもかなり熱心に研究するタイプだ。天秤座の男性はギャンブル好き、馬好きなのだろうか?

 今までは申請用紙にいろいろと書き込まないといけなかったように記憶していたのだけど、今回は受け付けに免許証を渡し、申請書をもらうとそこに免許証がコーピーされていた。そのため、申請書に書き込むのは名前とフリガナ、生年月日、電話番号、それに今日の日付だけだった。鮫洲の駅前から運転免許試験場までは代書屋さんが並んでいるが、更新の手続きがこうも簡単になってしまうと利用する人もあまりいないらしく、お客さんもほとんど入っていなかった。日曜のかき入れ時というのに閉まっている店もあり、次の更新の時はどうなっているのだろうと心配になった。

 そしていよいよ今日のハイライトともいえる視力検査だ。前の人の検査を見ていると、以前に比べて入念に行なっているような気がした。昔は全員に同じ内容の検査だったように思う。だから、耳をすまして前の人の言ったことを記憶して、その通りに答えれば実際に見えていなくても合格になったりした。しかし、今回はひとりひとり変えていたようだ。何人か不合格になり後に回されて再検査になっていたが、僕は何とか合格してハンコをもらうことができた。

 この後は指定された番号の窓口に行き、手続きするだけだが、昨年に会社を辞めた後、東北に旅行に行ったとき、一時停止違反をしてしまったため、一般講習という1時間もの講習を受けることになってしまった。1時間の約半分は講義であとの半分はビデオ鑑賞だ。このビデオは人にもよるだろうが、僕は結構面白かった。予測運転の重要性のビデオだったけど、実はこの予測運転をいうのを僕はビデオの内容とはちょっと違うのだけどするくせがついてしまったのだ。

 前によくいっしょに旅行にいった友達が前後左右を走る車の次の行動を予測するのが好きでよくやっていたのだ。高速道路で「あの車は車線変更を繰り返すから、あまり近づかない方がいいとか」、街中でも「前走っている車は、すぐに曲がる」とか予測していた。それが結構よく当たった。当時、僕は車の運転はまだしていない時だったので感心していたけど、自分が運転を始めると何となくわかるようになってきた。いろいろな車の運転者のパターンを知らず知らずのうちに記憶していて、そこからある程度類推できるようになるようだ。

 そんなことを考えている間に1時間の講習は終わり、免許証が出来てきた。1回違反をしてしまったため、今回はゴールドではなくブルーになった。1回の違反でゴールド剥奪とは厳しい気もするが、有効期間が5年間なので実質ゴールドと変わらない。それに青の方がきれいな気がした。出来てきた免許証に写っている自分は、この夏、散歩とサイクリング三昧だったせいか変に日焼けをしている。そして、ちょっと老けたなという感じがした。(2003.10.05)




皆さんのご意見・ご感想をお待ちしています。joshua@xvb.biglobe.ne.jp

TOP INDEX BACK NEXT