茅葺き古民家すす竹のおはなし


  


もわか産業では古民家を熟練工により自社解体します。

良質のすす竹を手に入れようと思えば、手解体するほかありません。

解体職人は全身すすまみれになりながら一本ずつ丁寧に採取します・





そして採取したすす竹は天井材・屋根葺き材、大小合わせて約70坪の家から

300本近くになります。これからの作業も一苦労です。

なぜなら、すす竹の状態から利用可・不可の判断をし、

そして用途別に仕分けをしなければならないからです。


100年以上経ったすす竹は貴重な工芸材料としてあるばかりでなく、

建築材料としての利用価値が高く、また最近、古民家再生ブームで

茅葺きの古民家解体が非常に少ないのが現状です。

しかも、すす竹の生かし取り技術を持った解体屋も少なく

技術があっても工期に追われ再利用には採取できなかったり、

アイデアに乏しく、1本ずつ丁寧に採取しても後の処理に困るのが現状のようです。


もわか産業ではすす竹の良さを広く皆様に知っていただきたいのです。

また、要望に応じて売却も行います。

平成15年10月1日時点で在庫本数は1.5m〜5m。大小合わせて約800本。



  


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