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沖縄つーりんぐ,1日目

11月18日(火曜日)

YH出発
昨夜はYHに8時ごろ到着,荷物を部屋に運んでいると,同室の方が帰ってきた. その人と,向かいのぜんざいと沖縄料理の店に行き夕食,沖縄そばを食す. かつおだしが効いていておいしい.
朝起きると予報通りの雨,かなり降っている.初めて那覇の町が見えるが他の県とすごく違うわけではない. 当たり前だが・・・.通学の小学生は半袖だ.蒸し暑い.
YHのとなりの民家が沖縄っぽいと感じる.
カッパを着こんでまずは観光地を見るために渋滞の道路を進む.
YHの裏の民家
首里城観光
渋滞の通り,雨の中をそろそろすり抜けしながら首里城に向かいました. 皆がどのような運転をするのかまだ読めていないのでドキドキします.すり抜けも無理せずに. 南の方で東南アジアに近いのでアグレッシブな運転をしそうなきがするので.
雨の首里城に到着,バイクなので止める場所を適当に選べる.(無料)
超有名な観光地で,修学旅行生だらけ.雨が降っているのにカッパ以外の雨具がないのでこの門の下でしばし雨宿り. かさを買おうかなど考えて近所の店を見るうちに雨が小ぶりになる.気を取り直して首里城の中に入る. ここは司令部があったため,沖縄戦で攻撃を受けて古くて貴重な建物,石垣など破壊し尽くされました.
有名観光地,修学旅行生だらけ
したがってほとんどの建物や石垣は復元により今の姿になっている. 復元されたものとはいえ,大きな中庭や本殿は立派.
緩やかに曲がった石垣など,中国やアジアなどいろいろ混じった様式に感じました.
一番感じたのは,右の写真で,銘板の下は元からの石垣,上は復元した石垣(多分元からの石). それ以外の石垣は新しい石で復元した様子です. 戦火をくぐってきた復元前の石垣には,歴史やここで戦争があったという事実から来る感慨を受けました.
復元前後
昼ごはん
首里城を出るあたりで雨がほとんどやみました.ラッキー.
まだ曇り空でカッパを着たままですが,だいぶ気が楽です.だけど暑い.蒸し暑い. 首里城から県道82号,国道329号とちょっと遠回りで国道58号へ.南に向かいます. 国道331号に変わったあたりでちょうどお昼.右前方に沖縄そばの店発見.地元車多し.よし入ろう.
暑かったのでカッパを脱いで,ジャケットも脱ぐとTシャツはびっしょり. 店内の冷房がうれしい.そばの店ですが,メニューはいろいろ.中身イリチャーを注文.要するにホルモン炒め. 沖縄そばの小鉢とご飯つき.中身は柔らかく,そばもだしが効いてておいしい.大当たり満足. こちらです.
地元の人のお昼ご飯でにぎわってました.
おいしかった,あたり食堂
喜屋武岬
食後はカッパを着ないで走り出す.更に南へ.喜屋武(きゃん)岬を目指します.
ここもかつての戦場.追い詰められた日本兵,民間人の犠牲を出した場所です. いまは珊瑚石灰岩の荒々しい景色のきれいな岬ですが,戦争のことをいろいろ考えてしまいます.
昨夜のYHで見た沖縄戦の生々しい写真と,今の平和な景色を心の中で重ね合わせます.

確かに南の方は古い家がほとんど見当たらない・・・.最近作られた台風に強いコンクリートの家がほとんど.
本島の南,戦場のあと
ひめゆり
沖縄に行ったら必ず行かねば,と思っていた場所です.
修学旅行生がとっても多かったです.楽しい旅行の中で,ちょっとでも何か感じてもらえれば良いと思います.

ところで,さっきの喜屋武岬に行く道でも気になっていた右写真の表札みたいなもの.
これは『石敢當』,いしがんとう,と読むそうで,丁字路や道が狭くなる場所には,魔物が憑くのでこれを置くそうです. 観光地なので『シーサー』とあわせて無理やり置いてあります.
この後は国道で海沿い〜東岸を沖縄市(コザ)に向けて進む.
沖縄の道路の走り方がなんとなくわかってくる.全体的にゆっくりであまりあせっていない. その中でときどきあせっている人が流れを乱す.

本来の趣旨とは違うが観光地なのでしょうがない
嘉手納基地
やはり暑くてバイクのジャケットを着て走行していると暑くてばててくる.コザのコンビニで休憩.沖縄といえば さんぴん茶らしい? そういえ首里城で見たタクシーの横腹に具志堅の広告が書いてあったと思い出す. ジャスミンの香りでさわやか.

コザから県道74号で嘉手納基地の滑走路脇を進む.道路わきに見物できるような駐車スペースが設けてあり, 先客(地元の人)が飛行機を見ている.飛行機好きはここにもいるみたいだ.
そばの道の駅に展望コーナーがあることを教えてもらった. 頭上を離陸していくジェット戦闘機の轟音のすさまじさ,速さを目の当りに出来た. 単純に機械として見れば感動的なものである.
離陸後に頭上を通過するのを見た
残波岬
嘉手納からロータリーを抜けて読谷村を通り残波岬に行きました. ニュースでよく聞く地名です.アメリカの基地が集まっているあたりです.
残波岬は珊瑚石灰岩の荒々しい岬で,曇り空とあわせてさびしい雰囲気.釣り人がちらほらいる.
この後,恩納村の宿に向かうところで雨が降り出しカッパを再び着込む. 恩納村の宿はもとYHで何も知らずに電話したのだが,快く迎えてくれました. 食事も地元の家庭料理で,この日はシブイ(冬瓜)と地鶏の汁,豆/モズクの天ぷら, ジーマミ豆腐(ピーナツ)などおいしくいただきました.
珊瑚石灰岩の岬

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