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沖縄つーりんぐ,出発〜船の上

フェリー乗り場
午前中に荷物をつくり,午後からぼちぼち出発.
一路国道4号線を南下,途中上野によってバイク用品をちょっと見物. 昭和通りから晴海通りに曲がり有明埠頭を目指す. 曲がる場所を間違えて新橋に出ちゃったが.途中ちょっと早いが吉野家に寄り晩御飯. となりのコンビニでカップ麺やおつまみなどを購入.
19時発に対し1時間ちょっと前に到着.船着場の場所にちょっと迷ってたどり着くとプレハブの事務所. いままで見てきたフェリー乗り場とはかなり趣が異なる.車両甲板にフォークリフトでコンテナを積む様も初めて.
フェリーターミナル
さらに驚いたことに,オートバイは船会社の係の人が運転して積み込み,人間だけ先に乗船するということ. 今の自分のオートバイの始動性など不安が募る.
埠頭ではあいかわらず巨大フォークリフトでコンテナの積み込みが続く.18:30ごろ,人間は船に乗り込む. 船の中はこじんまりしてきれいでいい感じ.船の甲板から自分のバイクが積まれるところを見ようと思っていたら 1時間程度出航が遅れることを,案内された. 出航予定時間の19:00を過ぎてもバイクは埠頭に残ったまま.ようやく積み込まれるが,係りの人がバイクに乗るところを見て 心配が最高潮に達した.
結局1時間半遅れの20:30に出航.霧雨が降り出す.
埠頭から見たフェリーありあけ,8000t級
風呂が無いのでシャワーを使いほっと一息. 21時を過ぎてすっかり静まった船内のロビーみたいなところでビールを飲みました. コンビニで買ったおにぎりとかつまみとオリオンビア.周りに誰もいなくてまったりとした時間が過ぎる. ぼちぼち飲んだところで,自分の2等寝台に戻り就寝.

翌朝7時前に目覚めると明るく晴れている. 思わず外に出てみると風も温かく柔らかい. 紀伊半島の沖に来ているらしい.朝ごはんを船のレストランで食べてまたまたのんびり. 船の中の受付とかレストランの作りは安いビジネスホテルに似ている.ご飯は質素だがちゃんと手作りで良い.
船のロビーみたいなところ
昼ごはんはパスして買ってきたカップ麺を食べる.昼酒もしちゃう. オリオンビアの販売機のお得意様.
その食事の最中に室戸岬の沖を通過.かなり接近している.室戸と足摺は岬の地形も正反対. どちらも陸路で訪ねたことがあり感慨もひとしお.
昼酒の後は昼寝.夕御飯の案内まで夢の中.
この船の食事のシステムは各食事の30分ほど前に食券販売の案内放送.ここで注文をとり調理をはじめるらしい. しばし後にレストランにご案内で食事となる.食券を買わないとご飯にありつけない.
室戸岬
船の2等船室はこんな感じで2段ベッドで8人の部屋ですが,今日は2人しかいません. 自分の区画があるとずいぶん気が楽です.年取って少し贅沢になった.

夕食の後は,だらだらと志布志到着をロビーで待っている.24時前に志布志港接岸,1時ごろ出発. たしか3人降りて2人乗りました. このあたりから,数少ない乗客同士,かなり打ち解けた雰囲気になってきて, すれ違うたびに言葉を交わすようになってくる.ただしほとんど皆ひとり旅なんであまりべたべたせずいい感じです.
荷物広げ放題
再び朝が訪れます.すでに種子島,屋久島よりも南で暖かです. 8時にいつものシステムで朝食,9:30ぐらいから奄美大島が見え始めます. 10:30ごろ名瀬港に接岸.コンテナ等の積み下ろし.一人下船しました. 東京でしばらく働いてやめて郷里に戻る16歳の男性.すごく年上に見えたんだけど.
11:00ごろ名瀬港を出航するまで,奄美の風景を船から眺めました.
あと,この日は奄美復帰50周年で天皇陛下も来訪しており,警察官がたくさんいました.

この時点ですでに2時間ほど予定より遅れで,1時間は東京出航時, さらに1時間は黒潮がきついため,だそうです.
名瀬港
昼はまたもや買ってきたカップ麺.あんまり動かないのでこれくらいが良いと思ったので.
17:30ぐらいになると沖縄本島が見えてきました.だけどだんだん曇り空になってきました. 那覇新港到着は19:00,予定時刻から2時間15分遅れです.自分は気にしないが,石垣のフェリーに乗り継ぐ人 (なんと4人もいた)は,20:00出航なのでちょっとあせり気味でした.
ここでもまず人がタラップで降りて,バイクが降ろされるのを待つ. 自分で取りに行くことも出来るので船内に入ったがすでにCBRはエンジンをかけて動き出したところ. このあと雨の中,フォークリフトが行き来する埠頭をドキドキしながら走行,渋滞の国道58号をちょっと走り 予約していた泊高橋付近のYHを見つけてこの日の走行は5kmほど.
沖縄が見えてきた

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