みーちゃんの名曲100選28曲目は

   

「ウルトラマンタロウ」


いわずとしれた「円谷プロ10周年記念作品 ウルトラマンタロウ」の主題歌です。

「あにぱら音楽館」というCSの番組でウルトラマンと仮面ライダーの主題歌人気投票をやってました。
仮面ライダーは
@「NEXT LEBEL」A「レッツゴーライダーキック」B「justiφ’s」C「仮面ライダーBLACK RX」D「少年よ」
ウルトラマンの方は
@「ウルトラセブンのうた」A「ウルトラマンタロウ」B「ウルトラマンメビウス」C「TAKE ME HIGHER」D「帰ってきたウルトラマン」」
で、聞いてて思ったのは「仮面ライダー」の主題歌ってすごい”主題歌力”みたいなものを感じるんですね。
「justiφ’s」とか「NEXT LEBEL」なんかヒーローの名前も出てこない、いわゆるアニソンらしくないアニソンなのに 歌詞はちゃんと作品に合っていて実にかっこいいと思います。
それにくらべウルトラマンの方はなーんかまったりして”主題歌力”が弱いように思います。 初期の作品はもちろん、最近の作品でさえもその傾向はあると思います。
特に初期の作品においては主題歌が本編であまりかかりませんでした。そんな中で抜群の”主題歌力”を持っていたのが この「ウルトラマンタロウ」です。多分今でもウルトラマンの主題歌のベスト3には入ると思います。

「タロウ!ウルトラマンNO.6」

という主人公の名前の叫びから入るという王道。この部分はアバンタイトルにもそのまま使われています。

「ウルトラの父がいる ウルトラの母がいる そしてタロウがここにいる」

という静かなフレーズが続き、「ビン」という音を境に

「空を見ろ 星を見ろ 宇宙を見ろ」
「彼方から 迫り来る 赤い火を」

と緊迫感を盛り上げます。この部分のカラオケが実にいい感じです、そして少年合唱団みずうみのコーラスに変わります

「何かが地球に おきる時 腕のバッジが 輝いて」

あとは最後まで一気に盛り上がります。

「タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ」

そしてこの曲のすごいこころはこの後の間奏の部分です。かっこよくそして2番への期待を高めるすばらしい間奏だと思います。
作曲は川口真氏。

さすがに昔の歌、2番は1番と全く同じ曲構成になってます。
それでいて歌詞はそのまま置き換えるだけでなくいろいろと工夫のあとが見られます。

「ウルトラの父が来た ウルトラの母が来た そしてタロウがやって来た」
「あれは何 あれは敵 あれは何だ」
「謎を秘め 襲い来る 侵略者」
「力が欲しいと 願う時 腕のバッジが 輝いて」
「タロウがとびたつ タロウがたたかう タロウ タロウ タロウ ウルトラマンタロウ」

最後はリフレインもなくあっさりと終わります。
2分半ほどの歌ですがその完成度はかなり高い主題歌中の主題歌だと思います。
だって”タロウ”!ですよ”タロウ”!
最初に次のウルトラマンは”タロウ”だと聞いたときの衝撃を思うと「ウルトラマンタロウ」なんてい半ば冗談みたいな タイトルをこれだけかっこよく歌ったこの主題歌はほんとうに偉大だと思いますね。




この部屋では「みーちゃんの名曲100選」と題しまして、私の好きなアニメ ソングについて語っていこうという思います。
実はこれパソコン通信時代に個人的な書き込みとしてやっていた企画でして、 それを続けようというものなのです。
なんでこんな事を思ったかというと、あるときBSでスパロボのライブ を放送していて「おれはグレートマジンガー」がかかっていて、これ好きだなあと思ったことからでした。
ゆっくりとゆっくりと100曲目指して続けていきますのでよろしく!
   

過去のログはこちら


その1から10

   

その11から20


   




みーちゃんの名曲100選21曲目は海外特撮作品の日本語版主題歌

   

「スペース1999のテーマ」


東芝EMIからCD「ファンタジック・メモリー外国TV映画 日本版主題歌コレクション」が出ました。
題名通りのCDなのですがこの中にずっと探してた「スペース1999のテーマ」が収録されてます。
サンダバードの昔から海外SFには日本語版の主題歌が作られています。
昔のものは一部にオープニングの原曲のサウンドロゴを入れたりしながらやはり ダサイ感じの曲が多いのですが、荒木一郎作詞作曲によるこの歌は全くの日本オリジナルですごくかっこいいです。
歌っているのは上條恒彦氏。これまでこの手の歌は児童合唱団が歌うことが多かったのですが、 声量のある歌声で非常にロマンティックに歌い上げています。
放映時はオープニングはこの曲のメロオケで歌入りは番組終了後にエンディングとして流されてました。

「夜空に何を求めるのだろう
 光り輝く果てしない宇宙に
 帰る宛もなく さまよう 白い星
 ムーンベースアルファは 迷い星
 見知らぬ 星の涙が 今日も
 ああ 窓を濡らす」


最初の頃は1番が使われていたのですが、途中からは2番が使われるようになりました。

「遠い地球に忘れたはずの
 愛と憎しみ 戦いの思い出
 何故か 今も くりかえす 白い星
 ムーンベースアルファは 迷い星
 行き交う 星のかけらが 今日も
 ああ 夢を破る」





みーちゃんの名曲100選22曲目は特撮主題歌の王道中の王道

   

「セタップ!仮面ライダーX」


70年代特撮ヒーロー主題歌の王道中の王道。
石ノ森章太郎 作詞、菊池俊輔 作・編曲、水木一郎 歌というまさに”仮面ライダー”の定番主題歌です。
仮面ライダー〜ZXのいわゆる昭和の仮面ライダーの主題歌の中でなぜか好きなのが この歌なんですね。何故かって聞かれると困るのですが、多分その時代とか気分も含めて 好きなんだと思います。今聞くと普通の歌なんですけどね。
「仮面ライダー」が大人気の内にシリーズ第2弾の「仮面ライダーV3」になり、 そのV3が1年続き、ややパワーダウンした頃の作品ではありますが、音楽的には 「ヒット曲集」という挿入歌集の発売も定番化し、安定して来た時期でした。
意図したものかは定かではないですが、このXの挿入歌は「しりとり歌」であろうが 「神敬介の歌」であろうが、全曲戦闘場面にかかっても違和感のないようなアップテンポ な歌ばかりというのが当時気に入っていたところではあります。
そして、この主題歌「セタップ=セット・アップ」という「変身」に変わる新しい 造語をキーワードとしており、非常にシンプルで3分弱と短いのはEP版が3曲入りで、 A面に挿入歌「白い弾丸クルーザー」(こっちは約2分)と一緒に入っていたからです。

前奏、間奏、後奏どれをとってもまさに菊池節全開の曲で盛り上がります!
「銀の仮面に黒マフラー ひたいに輝くVとV」
この「VとV」の部分のオケのメロディが昔から好きでしたね。
菊池さんの曲ってボーカルの主メロとオケの演奏がかなり違っていてそれが合わさるときに すごくいい感じになると思うのですよ。水木さんの歌声というのはまさに最適だと思います。
「ストップ!ゴッドの悪だくみ 父の叫びは波の音」 
と続き、次の
「怒りのライドル引き抜いて」 
からは演奏も盛り上げるよう構成してあり
「Xライダー今日も行く 仮面ライダーX X X」
とヒーローの名前の連呼で終わります。
さらに後奏が長いのも菊池さんの特徴ですね。この後奏もいい感じです。
とにかく、まさに”王道”という一曲です。




みーちゃんの名曲100選23曲目は元気の出るエンディング曲

   

「てなもんだ人生」


1990年のアニメ「からくり剣豪伝ムサシロード」のエンディング曲です。
この作品のオープニングも子門真人さんが歌っているバリバリのヒーローゾングで 大好きなんですが、それよりもお気に入りなのがこの野澤恵(のざわあや)さんが歌っている エンディング曲の「てなもんだ人生」(作詞 枯堂夏子 作曲 松田隣 編曲 根岸貴幸)なんです。
ノリのいい曲に野澤恵の伸びのある歌声、そして枯堂夏子のセンスのいい歌詞が相まってすばらしい エンディング曲になっています。
エンディングフィルムはリアルに描かれたムサシとコジローそして野澤恵本人のイラストと 交互に演奏するデフォルメの(っていうかこれが本編の作風)ムサシ&コジローそしてボーカルを とって歌う野澤恵のアニメというまあ野澤恵のプロモーションも兼ねたようなものです。
でも、このデフォルメ野澤恵が妙にかわいくて、全然嫌な感じはしませんでしたね。

カラのポケットに ツキが 
とびこむことも あるさ
おっきなこえでわらえば あしたには朝が来る


枯堂さんの歌詞が冴えています。

なくすものなんか 何にもないさ
やっちゃえ! イケイケ! 手ぶらは 強いぜ


ここがこの曲の一番好きなところです!
この部分はTVサイズの構成でのみ「イケイケ!」という歌詞が 入っててCDフルサイズバージョンにはないんですよね。この部分の 勢いが好きなのでちょっと残念でした。

てなもんだ のーてんきに行こう
人生 てなもんさ チャンスが ほら 
しっぽをふって 追ってくるぜ!


なんかわけがわからず勢いがあっていいです! この歌を聴くとほんとうに元気が出てくるから不思議です。
そして、もう一度リフレイン

てなもんだ のーてんきに行こう
未来も てなもんさ 明日がほら 
両手ひろげて わらってるぜ!


なんと楽天的な歌なんでしょう!
で、この野沢恵さんの声と元気のある歌い方が私は大好きなんですよね。
当時の彼女のアルバム「あやっ?」と「人生」は大好きなアルバムで、 何度も聞きました。ほんと”元気の出る”アルバムでした。 そして、この2枚のアルバムを残し彼女は消えていった・・・
と思ってたら、どっこい数年してアニメの主題歌をまた歌っていました。
AYAという名前でアニメ「ハイパーポリス」の主題歌「That’s ハイパーテンション!!」 を歌い、またしばらくして「宇宙海賊ミトの大冒険」の主題歌「HI!HO!」そしてその続編 の主題歌「COSMIC LOVE」をayaという名前で歌ってました。
多分それなりに年はとったんだろうけど、あいかわらず張りのある元気な歌声で聞いていてほんと 嬉しくなってしまいました。やはりこういう歌声はアニメソングには向いているんでしょうね。
今のところ最後に聞いたのはアニメ「仰天人間バトシーラー」の主題歌「レッツセイル!バトシーラー」 ですね。”野沢あや”名で歌われていました。
ほんと、こういう人にもっとアニメの主題歌を歌って欲しいものです。




みーちゃんの名曲100選24曲目は1990年代の最強のアニソン

   

「残酷な天使のテーゼ」


いわずとしれた1995年のアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング曲です。
もちろん作品の方も1990年代を代表する作品だったと思いますが、この主題歌だけをとっても アニメソングとしてかなりの人気曲だと思います。
1980年代のサンライズ作品に多く見られる、その作品のために作った歌ではあるが直接的な固有名詞の単語 を使わずに作品のイメージを表現するスタイルの歌です。(製作はそういうのが一番得意なキングレコード=スターチャイルドです。)

残酷な天使のように少年よ神話になれ

前奏がなく、いきなり歌から始まります。
サビの部分のメロディをまず冒頭の部分に持ってくるという、初期のアニソンでは あまりみられなかった手法が使われています。これによってこのフレーズがこの曲の”顔”になります。

青い風が今 胸のドアを叩いても 私だけをただ見つめて 微笑んでるあなた
そっとふれるもの もとめることに夢中で 運命さえまだ知らない いたいけな瞳


スローテンポに曲が始まります。そしてこのあとから、まるで立ち上がるように徐々に盛り上げていきます

だけどいつか気付くでしょう その背中には

ここで三拍間を開けるところが絶妙のタイミングだと思います。

遙か未来 目指すための羽があること

そして、ここからは先のサビの部分で、加速度的に一気に盛り上げていきます!

残酷な天使のテーゼ 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしる熱いパトスで 思い出を裏切るなら
この宇宙(そら)を抱いて輝く 少年よ神話になれ


最後は後奏なしでビシッと終わります。そう、この歌はめずらしく前奏なし、後奏なしの歌なのです。
さてこの曲、作詞 及川眠子、作曲 佐藤英敏というベテランスタッフに高橋洋子の伸びのある きれいなボーカルというベストチョイスもさることながらこの作品のオープニングフィルムが絶品でした。
特にサビの部分からの畳みかけるようなカット変えとその間に挿入される黒に白の文字。 最後のシンジのカットにいたるまでのこのあたりの演出は非常に斬新でした。
この作品、最終的にあんなかたちで終わってしまいましたが、番組開始当初はあの謎をはらんだ設定に わくわくし、このオープニング画面から何かヒントを読みとろうと必死になった人も多かったんじゃないでしょうか。
まあとにかくアニソン史上に残る名曲だと思います。




みーちゃんの名曲100選25曲目はちょっとマイナーなエンディング曲

   

「地球要塞スーパー5」


アニメ「0テスター地球を守れ!」のエンディング曲です。
「0テスター」は中盤からタイトルが変更され「0スター地球を守れ!」になりました。 内容も若干子供向きというか派手な内容になったのですが、個人的にはロボットアニメテイストを持った“ガロス7人衆”とか好きでしたね。
それにともなって主題歌も人気のあるアニソン子門真人の歌う「0テスター」から 杉並児童合唱団によるコーラス曲の「0テスター地球を守れ!」に変わりました。 そしてエンディングも人気のあったロイヤルナイツによる男性コーラス曲「愛する大地」からこの「地球要塞スーパー5」に変わりました。
同じようなスローテンポの男性コーラス曲ですが「愛する大地」よりこちらの方が好きなのは この曲には新しい試みがなされいるからなのです。 フルコーラスでのトータルの演出です。




地球を守る 心はひとつ 正義を愛するこの勇気
たとえ危険が迫ろうと 許すな アーマノイドの悪巧み

アカペラではじまりここまでほとんど伴奏らしい伴奏はありません

平和をこの手に握るまで 地球要塞スーパー5 戦えスーパー5

ここにきてはじめて楽器が増え伴奏が入ります。そして間奏もほとんどなく2番へと

平和を乱す 地獄の使者が ぼくらの地球を狙ってる
強い心のつながりで 負けるな アーマノイドをやっつけろ

1番にはなかったブラスが入るようになります。そして3番へ

大地に平和がもどるまで 地球要塞スーパー5 戦えスーパー5

3番に入ると畳みかけるように楽器が入りパターンが変わりテンポが早くなってきます。

緑の大地を 炎で包む 悪人どもを追いはらえ
いつか平和がもどるまで 怯むな アーマノイドに立ち向かえ

このあたりからドラムも大きく入って盛り上げます。そしてコーラスの歌声も歌い上げるような 感じに変わってきます。

この手で地球を守るんだ 地球要塞スーパー5 戦えスーパー5

そしてファンファーレが鳴り響くようなはげしい演奏のあと最後に

スーパー5

と締めくくります。
トータルでおもしろい演出のされた曲だと思います。多分作曲の山本直純氏が 同じ様な曲ではおもしろくないのでこういう冒険をしたのではないでしょうか。



みーちゃんの名曲100選26曲目は

   

「輝け!8人ライダー」


劇場版「8人ライダー対銀河王」の主題歌です。

私は「仮面ライダー(スカイライダー)」の後半が好きです。
それは以前から言ってるように私は仮面ライダーといえば新1号派なので、空を飛んだりバイクで壁を 壊したりする個性を持ってるくせに原点回帰を目指し旧1号を意識した怪人や地味な体色のスカイライダー が好きじゃなかったのです。それが3クール目にテコ入れがあり、この春の映画「8人ライダー対銀河王」 を皮切りに、歴代ライダーが登場し、体色が明るくなり(7人ライダーの殴る蹴るの特訓で色が変わるという無茶なものでしたが・・) 俄然おもしろくなってきたのです。
で、音楽的にもそのころから変わってきました。これまでの菊池俊輔氏に加え武市昌久氏がBGMに参加したのです。 そして歌のほうも菊池先生の曲を編曲するようになったのです。この編曲によって、マンネリが味であった菊池節に新たな 広がりが出たのです。映画でも多用された、歴代の主題歌をアレンジしてつなげた音楽「8人ライダーヒットメドレー」はまさに それでした。
その「8人ライダーメドレー」を含む当時のいわゆる”ヒット曲集”、上の「レッツゴー!仮面ライダー 主題歌・ヒット曲集」 のLPは今でも私の好きな特撮番組のアルバムの1、2を争うものです。

で、今回はそのアルバムには収録されなかった、ささきいさおの歌う映画版の主題歌「輝け!8人ライダー」です。
というのはご存知のように同じ歌を後にTVでは水木一郎が歌っていて、これがTVの新エンディングに使われ、 こちらがこのアルバムには収録されているのです。でも私は絶対にささきいさお版の方がこの歌はいいと思うのです!
というのはこの歌は明らかにささきさんのために作られた歌だと思いますしささきさんの方が合ってるのです。
ささきいさおの歌う仮面ライダーの歌っておそらくこの曲とカップリングの「いま斗いの陽が昇る」の2曲だけなのです。 この映画やはり”宇宙”が絡んでるのでささきさんになったんでしょうか(笑)。




「ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブ、シックス、セブン、エイト」
「The strongest in the world. The mightyest in the universe. The bravest of all the fighters.」

カウントに続き、英語のナレーションで始まるこの曲。ナレーションやコーラスがすごく、ささきいさおの声に合ってるのです。
ささきさんと水木さんの大きな違いはこの声の部分にあると思うのです。ささきいさお、子門真人そして少し後では 宮内タカユキ。彼らの歌声は非常に個性的であり魅力的な”味”を持っていると思います。それに対して水木さんって やはり私なんかがみると特徴がないんですよね。器用でいろんな歌をうまく歌える人なんですが、あまりにもストレートだと思うのです。
で、そのささきさんの声に合わせた男性コーラスや女性コーラスが散りばめられたのがこの曲なのです。


ワン ツー ライダー ダダダダ ジャンプ!
スリー フォー ライダー ダダダダ キック
ファイブ シックス ライダー ダダダダ パンチ!
セブン エイト ライダー 無限の力

このジャンプ、キック、パンチのところのエコーもささきさんの声の方が合っていると思います。
そして合間に入る女性コーラスや男性コーラスもさりげなくさわやかで、力が入ってる水木さんの 熱血な歌い方よりささきさんに合っているんじゃないかと思います。

後は

愛と真との 力と技に いのちをのせて ぶちあたる
ワン ツー スリー フォー ファイブ シックス セブン エイト(ファイブ シックス セブン エイト)
輝けライダー ライダー

と続くのですが、こんな力まかせの歌詞をかっこよく歌いきってしまうところが、タイアップ曲には決してないアニメ・特撮ソングの魅力だと思いますね。




みーちゃんの名曲100選27曲目は

   

「HEATS」


OVE「真(チェンジ!!)ゲッターロボ」の主題歌です。

真ゲッターロボというのは漫画版「ゲッターロボ號」に登場したゲッター1を凶悪化したような”ゲッターロボ” で、ゲームソフト「スーパーロボット大戦」シリーズで人気を得てOVAが作られました。
漫画版とは関係ないハチャメチャな内容のパワーあるOVAではありました。
その主題歌なんですが前半は水木一郎さんの「今がその時だ」。曲調もあるんでしょうけどゲッターロボって感じの 歌ではなかったのが残念でした。「ゲッターロボ號」の時もそうでしたが、水木さんってなんかゲッターロボのイメージじゃないんですよね。
そして中盤からの新主題歌「HEATS」。歌うは影山ヒロノブ。 勢いがあって迫力のある、かっこいい歌です!
影山さんのとっても始めてのロボットアニメソングなんじゃないでしょうか。
「スーパーロボット魂」ライブのメインであり、この手のアニソンライブの形を作り上げてきた影山さんですが、 残念ながらロボットアニメの主題歌はありませんでした。だからライブではいつも「アニメじゃない」とか「走れメロスのように」 のようなカヴァー曲ばかり歌っていましたから。




「熱くなれ夢見た明日を 必ずいつかつかまえる 走り出せ振り向くことなく 冷たい夜を突き抜けろ」

イントロなしでいきなりサビの部分から入る構成です。
冒頭からパワー前回とうことで影山さんのライブでもTOPの曲に使われることが多いです。
とにかくこのサビの部分のを繰り返すことで畳み掛けるような構成になってます。

サビ→1番→2番→サビ→サビ2番→サビ3番

ちなみに2番、3番のサビの部分は

「熱くなれ夢見る彼方へ やけつくほどに手をのばせ 駆けあがれ瞳をそらさず 生きてることを確かめろ」
「熱くなれ高鳴るあこがれ 炎のように燃え上がれ 動き出せとまどうことなく 世界を変える風になれ」

とにかく”熱い”1曲です。







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