すみませんんんん〜っ!気がつけば、前回の書き込みが12月20日、ということは、実に5ヶ月にも渡り、アッシは書き込みをサボっていたわけで、幼なじみの陽子ちゃんに「楽しみにしているんだから、書いてよね!」と叱咤されてしまうのも仕方なし・・。
言い訳ではないのですが、FaceBookとかやっているとそちらの情報のほうが簡単で早くて通りすがりで・・。こちらで私の書いたものなんぞ、皆々さまに読んでいただくなんて申し訳ない、もったいなや、と思ってしまったりして。・・・すみません、楽しみに待っていてくださった皆様、大変お待たせいたしました。
書き込みもありがとうございます。「わぁ〜こんな書き込みが来てるっ!」と毎度毎度感激させていただいております。海外からも・・・夢のようです。ありがとうございます。お礼が遅れてたことをお許しください。すみませんでした。
毎日毎日、気がつけば一日が終わり、また朝が来て夜が来て・・・そんな日々の繰り返しの中、大勢の方々の前で歌ったり、スポットライトを浴びたり、拍手喝采いただいたりすることができるのは「歌手」という特殊な職業のおかげなわけなのですが、時々「私は歌手だったっけか!?」なんて思うこともあったりして。ありがたいのにうっかり、そんな日常だったりの私です。
気がつけば私も45歳にもなり、書き込みやお祝いのお言葉をいただいておきながら、まだお礼さえ申しておりませんでした。大変申し訳ない・・・本当にすみませんでした。そしてありがとうございました。
書き込みをするというのは大変勇気のいることで、みなさんがそれ相当の覚悟をなさってくださったわけで・・・本当に恐縮です。ありがとうございます。
さて、まず私が結婚したということでショックを受けられた方々がこの世にいらっしゃるというのは、ある種驚きと申しますか、信じられないと申しますか、へ!?なんでや!?という気持ちで不思議の国のケイコであります、ハイ。
アッシの私生活なんてほんとーに普通で、芸能人とは程遠いし、隠すほどのものでもないや、とかなり暴露しているのですが、驚いたことにファンの方の中には「ダンナさんの話は聞きたくないです!」とおっしゃる方もいらっしゃったので「あらま!」と思いながらどこか風の便りでよろしく、的なところにしてあります。
まったく心配御無用(?)。
アッシが洗濯、しゃない選択した超電撃「助け合い婚」というのはですね、なんつーか、本当にナマナマしい助け合いの日々の共有それに尽きるのでありまして、書き込みをサボるのは新婚生活で頭の中がハートでいっぱいなんじゃないの、とか、ダンナ様のためにお料理教室に通い始めたんじゃないの、とかもうファンなんてどーでもよくなっちゃったんじゃないの、とか、いろいろ囁かれておりますが(誰にじゃい!?)、自信を持ってお答えいたしますっ!
「ありえねー(笑)」
毎日がぐぉ〜!と音を立てて過ぎて行く感じです、本当に。
書き込みなどゆっくりしたためて・・・何度思って実行できなかったことか(涙)。
ですからアッシの結婚生活に関しては一般的な想像は全くの無駄ですぜ。ふっ。
正直、銀行口座やパスポート、クレジットカードの名前も変えてないから、ずぇんずぇん峠恵子のままなんですよね、もうそろそろ変更しなくちゃいかんなぁ。ダンナ・・すまぬ。
話は変わって実は、パソコンを買い換えて、そしてスマホに機種変更してから、パソコンでメールするのが苦手になっていしまいました。新しいメールの機能、親切すぎて逆にこんがらがったままでして。
メールをきちんと送れないまま「ま、いいや」とやっていたら本気で送れなかった時の処理や対策が面倒になってしまって・・・Facebookなんて、そのままリアルタイムでなんでもヒョイヒョイ!じゃない!?あれを知ってしまうと、メールが届きませんでした、エラー、なんて出てしまうと「ぎゃっ!」。
パソコン音痴の私は面食らってしまうのであります。
そうそう、私の誕生日のときも「新着メール」に見知らぬ人から毎日会う人まで、Facebookの承認友達の数百人から(!)お誕生日おめでとうメッセージをいただいてしまって仰天!
驚きと嬉しいのと、Facebookの承認友達と、一方Facebookをやってなくても友達、この隔たりの少々気味悪いところを感じずにはいられませんでした。最近はFacebookも疎かになってしまっておりますが、もし興味のあるお方は友達リクエスト、送ってみてくださいな。
しかし・・・このままではきっと知人との繋がり、ささやかなだけど温もりのある年賀状やちょっとしたご挨拶の電話もいずれはなくなってしまうかもしれませんよね。それはさびしいなあ。まあ、とりあえずFacebook漬けにならないようにパソコンのメールを何とかせねば。あ、もちろんこちらの書き込みも努力しますからっ!
書き込みが遅れた理由にはなりませんが、いま右手の中指と左手の人差し指をケガしておりまして、とーにかく日常生活が不便でたまらんっ!
本当ならGWが明けたらアリゾナへ友人を訪ねて10日ほど(ダンナ抜きで)遊びにいくはずだったのに!たかが小さな傷でも指の傷とは致命傷でして、炊事はもちろん、着替えからお風呂、何をするにも時間が3倍はかかります。こうしてパソコンのキーボードを打つのも変テコな指使いになってしまいます。GW中も、まあGW、そんな連休は今まであったことはありませんが、普段と変わらぬ日々を送っていても不便で不便で・・。
財布からお金を出すってこんなに大変だったのか!そんな生活です(涙)。
そんなわけで今なんとか書き込みしてます、すみません。
話は変わって。
さて先日、大女優の浅丘ルリ子さんの講演を拝見し、チョー興味を抱いてしまった私はさらに浅丘ルリ子さんの女優人生を書いた林真理子さん著「RURIKO」を拝読し、「こ、こんな運命で女優になり日本の時代を駆け抜け、今も現役で活躍している凄い人がいたんだ!」と改めて驚愕してしまいました。
浅丘ルリ子さんはなんと!日本人女優映画出演最多記録保持者でございます。ドラマも舞台もたくさん出演されております。だから舞台女優ともちょっと違う。時代の流れに翻弄されつつも第一線から退いたことはない。プロフェッショナルとして、職人として、その人生を捧げる、その人に与えられた職業とは一体なんだろう。ちょいとここでもご紹介しちゃいたい!
浅丘ルリ子さんの場合は、女優人生の舞台は超美少女時代の満州から始まる。
浅丘さんは満州生まれ。満州国官吏だった父が、満州帝国の闇の支配者と恐れられた甘粕正彦と交流があった。甘粕正彦といえば、無政府主義の大杉栄と伊藤野枝を虐殺した人物。3年の服役を終え、フランス留学を経て満州国使節団のリーダー的存在となり、最後は満州映画協会の理事長となり、高峰秀子や李香蘭などのスターを輩出する映画を作った。
その甘粕正彦が浅丘ルリ子さんの父に「あんなに綺麗な目をした女の子を見たことがない。初めて見た時に息を呑んだ。こんな目をもった子がいるなんて!」ルリ子さんのあまりの美しさに「将来とてつもない美人になる。李香蘭を超えるスターになるでしょう。私にください。必ず彼女を女優にしてください」と約束させたという。
運良く終戦の前年に父がバンコクに転勤したため、満州での終戦を避け、運命的に助かった。
海外でのお嬢様生活から一転、父の転職、東京神田のガード下での麻雀屋のゼロからのスタート。麻雀パイを磨いて両親を助けていた。しかし貧しい中でもその美貌は輝き、薦められて受けた雑誌「それいゆ」の映画の主役のオーデションにあっけなく合格。
「それいゆ」を創刊した少女の絵で有名な画家の中原純一が「僕の絵から抜け出してきたみたいじゃないか!」と叫んだという。
あれよあれよとスターになり、夢のような黄金の日活時代、スター小林旭との事実上の夫婦関係、裕次郎への片思い、北原三枝(石原まき子)への憧れ嫉妬、美空ひばりとの友情、そして訪れる映画界の衰退、石原裕次郎や美空ひばりと言った身近なスターの死去、石坂浩二との電撃結婚、29年に渡る仮面夫婦別居生活・・・・次々現れる華やかな芸能界の浮世・・・浮き沈み・・・とにかく・・・あの時代のど真ん中の大スター、もう怒涛のようで凄すぎる。
けれどルリ子さんご本人はこう考える。大女優大スターと呼ばれても、石原裕次郎や美空ひばりのように神格化されたスターには私はならなかったしなれなかった。
彼らのように宿命を背負うところまで行っていないがとても幸せだ。物欲も金欲もなく仕事一筋。仕事も依頼が途絶えず、周囲の人達に愛され慕われ、あとは老いていくだけだが、こんなにもなぜ満ち足りて幸せなのだろうか、と。
浅丘ルリ子さんは常に一歩引いたところから見渡し、冷静に「女優」という職業を貫いてきた。なんと驚いたことに女優人生でキャンセルは本当に体調の悪かった一回きりで、遅刻さえも一度もないのだそうだ。信じられないけれど事実。大女優にしてこの謙虚さ。まじめさ。仕事をともにしてきた人達からの信頼度は相当なものだろう。
ルリ子さんはご両親が本当に立派だった。ご両親から教え込まれた口癖のような「仕方がない」。
諦めや投げやりな意味でない「仕方がない」。ルリ子さんは自分の不運についてくどくど悩んだり、語ったりする人を嫌う。手に入らなかったもの、失ったものについて嘆くことを嫌う。
自分の負の部分は出来るだけ早く忘れるようにする。そして陽のあたるほうに顔を向け、明日のことだけを考える。世間では自分のことを強い女だというけれども、それは戦争などを通じて努力して身につけた生活の知恵かもしれないと謙虚に考える。
・・・大女優として一線で続けてこられた人ならではの考え、かっこよすぎ。
てなわけで、アッシはGWなんてものは関係なく、大型連休ってなに!?という人生ですので、仕事の合間にレンタルDVD屋へ駆け込んだ。
「男はつらいよ」の一番人気で一番登場回数の多いマドンナといえば!
そう!「リリー松岡」こと、浅丘ルリ子さんの超ハマり役、リリーを見ようではないか!
「男はつらいよ・寅次郎忘れな草」「男はつらいよ・寅次郎相合傘」「男はつらいよ・寅次郎ハイビスカスの花」
浅丘ルリ子さま演じる「リリー松岡」・・・。
き、きゃあ〜!かわいい!綺麗!かっこいい!すてき〜!っ!もう浅丘さん演技なのか、役にしちゃあハマリすぎ、浅丘ルリ子そのものっ!か、かっこい〜!だめだっ!やられたっ!
浅丘ルリ子さんもすばらしいけれど、寅さん映画ってホント最高っ!たまらんっ!私は何度も何度も見返しては感激し、雄叫びし、抱腹絶倒し、涙し、一本一週間レンタル100円を一万円くらいの価値をもってチョー充実のGWをすごしてしまったのだ。
寅さんファンも、寅さんをしらない方もちょいとおすそわけ!
http://www.youtube.com/watch?v=7I2yvlZno3o
どうでしたか!?いいっしょ?
はぁ〜、なんか地味なような素晴らしい連休でした、おかげさまで。
ライブもいろいろやりますよ!
●6月7日(金)●8月9日(金)東大宮へブンズバー
「峠恵子ライブ」 両日共に 藤田哲也(b)、中村公一郎(p)
http://heavensbar.jimdo.com/
●7月19日(金)大分市iichiko文化センター
http://www.emo.or.jp/
「ビートルズ&カーペンターズ ゲスト・峠恵子」詳細はまたお知らせいたします。
●7月28日(日)茨城県龍ヶ崎市 「癒しの空間おくら」
「峠恵子ライブ in Jazz Bar おくら」 1st 17:30〜、 2nd 18:30〜 入場料2000円
http://www15.ocn.ne.jp/~tatekin/okura/
日下部史貴(b)
秋山修一(dr)
日ノ下慶二(pf)
詳細はまたお知らせいたします。
●9月22日(日)茨城県高萩市「赤浜音楽祭」
詳細はまた!
と、こんな感じで詳細はまだですが、とりあえずお知らせまで!詳細などは後々ご報告いたしますね!チェックなさってくださいませませ!
あとは毎週木曜日よる9時、BS朝日「鉄道絶景の旅」でお会いしましょう!
本当に書き込みお待たせいたしました!とりいそぎの近況報告でございましたーっ!
寅さん・・・最高でしょ!?(笑)