この時期、まだまだ陽は高い。
今日は大分に宿泊予定なので、豊肥本線の残る駅の探索も充分に可能だったが、ちょっと浮気することにした。
日豊本線の大分付近に古い名駅舎が残っているからである。
今回撮影しないと、いつまた九州に来れるか分からない。
その間に取り壊されでもしたら、泣くに泣けないのである。
豊肥本線の残りの駅はまたいつでもいいさ。
(菅尾、犬飼駅は壊さんでくれー)
ただ九州でもまだ未乗の路線が多く、順調にいっても10年後くらいかもしれない。
いや、せめて5年以内には再訪しよう。
豊肥本線で大分駅に到着したのは15時21分。
すぐに15時25分発の日豊本線の上り亀川行き列車に乗換えた。
発車して次の駅は西大分駅、ここは明日の早朝に探索予定だった。
そして次の駅は東別府駅である。
今日は下車できないが、ここは2年前に途中下車していた。
当時の駅舎には明治44年7月16日(開業は同年の11月)の建物財産標が掛けられていて、九州でも屈指の古さを誇っている。(左:H14-12-24撮影)
この時は取壊しの話が進んでいたらしいが、その後に修復保存が決定し、この日下車すれば修復した駅舎が撮影できたはずである。
駅舎や線路は山の中腹に設置されていて、駅正面からは撮影できなかったが、まずは満足の一枚である。
ホームは相対式で列車交換が可能。(右:H14-12-24撮影)
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