16時55分に亀山駅を発車した列車は2つ目の駅に停車した。
ここにも名駅舎があった。
純和風建築の一身田(いしんでん)駅である。
ここで下車すれば次の列車は1時間後だったが、綾小路さんはこの駅舎を撮影するために、あえて途中下車したのである。
しかし出来はやっぱりいまいち。(左)
もう少し小さな駅ならフラッシュが効くが中途半端な大きさであった。
何枚か撮影している内に乗車してきた列車がまだホームに止まっている事に気付いた。
えっ、交換列車でも遅れているのか?
とにかくこのまま1時間いても、さらによさそうな写真は撮れそうもなかったので、急いでその列車に飛び乗った。
実は一身田駅で交換列車待ちのため、5分間ほど停車する事を見逃していたのだ。
ここでは満足な写真は撮れなかった。
しかしこれで今後の行程に少しだけ余裕が出来た。
列車は次に津駅に停車、もちろん日本一短い駅名の駅である。
しかしローマ字で書くと”TSU”となり、指宿枕崎線の頴娃駅、
ローマ字で書くと”E I”や加古川線の粟生駅、同じく”AO”らの2文字より長い3文字となるため、
”TU”へのローマ字表記の変更を検討しているとか。いやはや。
列車は松阪駅のひとつ手前の小さな駅に停車した。
その六軒駅はホームに待合室の駅のようだった。(右)
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