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アニマルコミュニケーション
 
 
 
 
 
 
 
■ 【ドッグトレーニング】 と 【アニマルコミュニケーション】
 
 
■トレーニングとアニマルコミュニケーションは車軸の両輪
■トレーニングだけでは犬の心がわからないこともある
■大切なことは「犬をありのまま受け入れる」 「犬を認める・・・・」と言うこと

【パールとワタシの関係】
 
ワタシが幸せに暮らしていた3才の冬、突然、新しい家族ができたの。
それがジャーマンシェパードのパール。
 
ワタシは犬が苦手。しかも大きな犬なんて嫌いなの。
パパはママとワタシのためにパールを迎えたって言っていたけれど、ワタシはとても迷惑だった。
この家に犬はワタシだけで十分でしょ。
ほかに犬がいるなんて許せない!
 
 
パパとママの気持ちがパールに移るのは許さない!
ワタシの強い気持ちを知って、パールの世話はパパが中心になってすることになったの。
 
ママだけはパールには渡さない。
ワタシは、ママがパールのほうに視線を送るだけでもとても怒ってた。
 
パールはジャーマンシェパード。
とても強くて、確かに私たち犬の中では、誰もが認める特別な存在よ。だけど、それがどうしたっていうの? シェパードだって犬に変わりはないわ。
ワタシは力ではかなわない。でも、犬としては、パールよりもワタシのほうが覚えが良くて賢いよ。
パールはあまり頭が良くないよ。だから期待したらダメなの。パパとママはパールの訓練のことでとても苦労するよ。
 
ワタシは、ふたりにそう忠告したんだけど、わかってはもらえなかった。そして、やっぱり、パパとママは苦労することになったの。
 
だから、ワタシが最初に言ったでしょ?
 
 
 
パールはいつまでも子供で手がかかって、いつも自分中心、天真爛漫だったから、自分の立場がわかるように、ワタシもいろいろな教育的指導をしてきたのよ。だから、少しは良い子になったと思うわ。
パールはいつだってワタシの弟よ。
 
ワタシは確かに体では負けるけど、「気」のエネルギーでは絶対に負けない!
 
これからも、ワタシは言うべきことはきちんと言うつもり。ワタシがしっかりしていないとうちはダメなのよ。なんてったって、ワタシはパールの「あね」だから。
 
 

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