今年も春が巡ってきました。九州の山々もあちこちから花便りが聞かれます。
   今回は【カタクリ】の花を訪ねてみました。

前へ1997,04,30更新(行ったのは4月20日) 2001,02,18追記次へ

  深山に咲くカタクリの花
 九州の山にも春が巡ってきました。なんといっても春は花の季節、深山から色々な花便りが聞かれ始めました。

 今回はそんな中で、最近めっきり見られなくなったカタクリのは名を訪ねてみました。

 出かけたのは4/20高いところのカタクリは未だ早いのですが、目丸山の稜線に咲くカタクリの群落は今が見頃との友人の情報で出かけることにしました。 

カタクリの花
春の風景抜粋−壱−  
春の九州脊梁  まだ風にはほのかに冬の気配が残っていますが、山は写真のようにすっかり春の装いに変わりつつあります。遠くの風景がソフトフィルタ−をかけたようになる春霞はなかなか風情があって良いものです。

 今回出かけたのは内大臣林道を途中より折れて、間道に入り随分進んだ所にある谷です。ちょうど、ここは目丸山の稜線に当たっています。

 途中の林道は昨年の長雨で荒廃が激しく、普通車ではつらいものがありますが、何とかなります。しかし、早めに車道脇に車を止められて、林道を少し歩かれることをお勧めします。あたりには春の山菜が歩く人々においでおいでをしていますから・・・。おかずだらけ・・・・?

 林道をしばらく行くと谷への分岐があります。ここから目丸山へ登ることも可能です。ここを入るとすぐに辺り一面カタクリの大群落となります。右に左に対岸にと見渡す限りの花花です。林間を吹き抜ける風に乗ってそよぐ様は、素晴らしいものがあります。

注)本ペ−ジをご覧になる方にそんな不心得な方は居ないかと思いますが、カタクリは移植しようとしてもだめですので、持ち帰るようなことはやめて下さい。人が入れるようになっていくつもの群落が失われたにがい記憶がありますから。野の花はやはり野にあってこそ美しいものだと思いませんか。 

注2)最近になり、本ペ−ジへの具体的な地名使用に関し、一部の方から不安を訴えるお便りを頂きました。そこで、具体的地名を外すことにしました。美しい自然を万人の方に楽しんでいただきたいのに、このような配慮が必要となることは非常に悲しい思いです。自然は壊れやすく、戻り難いことをよく考えましょう。

                               2001,02,18よしくん追記

桜

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