九州というと南国のイメ−ジが強いですが、実はスキ−場が4つもあります。もちろん全て人工降雪機を備えてはいますが、今年は雪が多かったために何処でも自然雪でまかなえたようです。
 その中で今回は今年オ−プンしたばかりの【九重スキ−場】家族で出かけました。

前へ1997,03,01更新(行ったのは2月8日から10日)次へ

  九重スキ−場全景
 2月のはじめに雪が大量に降ったので、ゲレンデ情報では100cmの積雪とのこと、九州でもこんなに雪が降るのだなと妙に感心しながら、ことしオ−プンしたばかりの九重スキ−場へ出かけました。

 熊本市から車で約2時間、途中の路面には積雪もなく快適にスキ−場へ着くことが出来ます。ただし、九州本土では最高峰の久住山塊の中を通ってくる道ですので、随所に凍っているところがあり運転は慎重にしなければいけません。今回も何台か衝突をした車を見かけました。もちろん、チェ−ンの持参は必須です。持ってこないのは常識がないとしかいえませんね。なれていない人は慎重に!

 スキ−場の駐車場は広く、約1000台が駐車可能です。ただし、遅く来るととんでもなく遠いところへ停めなければならなかったりしますので、早め早めが肝心です。駐車料金は無料です。

 九重スキ−場情報のペ−ジへリンクを張っておりますので、詳しい情報はこちらでどうぞ。

久住スキ−家族で
カッコウダケハイチニンマエノヒトタチ  
カッコウは決まってますよ、この一家  初日は2月9日(日)9:30頃に着いたのですが、もう駐車場は車で一杯。やっとすみの方に停めて、ゲレンデへ・・・!な、なんと、人がうじゃうじゃいる。ゲレンデは人だらけでリフトはものすごい行列!こりゃスキ−にならんわいということで、子供たちと徹底的に遊ぶことにしました。

 ゲレンデの中にはいるには入場料が2000円もかかりますので、ゲレンデの左横の柵の外でお誂えの斜面があったのでここでソリ三昧でした。結構ソリも童心に帰って遊ぶと面白いもので、ワイワイキャキャと楽しいひとときでした。

 さて、スキ−場は最大斜度25度と初心者向きでして、コ−スも広く、大山で言うと豪円山あたりの初級者向けか大佐あたりの感じです。子供連れにはなかなかですが、ばりばり滑ろうという方にはあまりおすすめできません。九重に行ったことのある方はご存じと思いますが、一目山の反対側のなだらかな斜面に あります。ちょうど、八丁原の地熱発電所の真上に位置しています。九州のスキ−場としては当然のことですが、北斜面に開けています。ただ、最新の人工降雪機を備えているため、気温さえ下がれば全面滑走可能となる点は評価できるでしょう。また、交通の便が比較的良好なため、今回のような土日祝祭日はものすごい人出になりますので、出来る方は平日にいらっしゃることしお薦めします。

 2月10日は、平日ということで、9:00開場。前日泊まったところを早めに辞して、9:00前にはスキ−場に着きました。天候は高曇りですが、まずまずのスキ−日和、今日は、綾香と恵理香にもスキ−をかりてレッスンの予定です。前日とうってかわって人が少なくなかなかのコンディションです。早速、一番上まで行って数本滑りましたが、やっぱりもの足らないものはあります。しかし、こんな近場でこれだけ滑れれば文句なしでしょう。

 子供たちのレッスンは、最初平たいところをスキ−を履いて歩くのから始めて、徐々に慣らしていきます。恵理香はスキ−が重いと涙ぐんでしまいます。それでも、その日の内には何とか滑れるようになるのですから子供の物覚えの早さには驚かされます。最後には、リフトに乗りたいとただをこねられ大変でしたが、何とか阻止しました。

 そうこうしているうちに人がだんだん増えてきて、リフト待ちも長くなってしまったし、雪もびしゃびしゃになってきたので(九州のスキ−場は午前中が勝負ですね。)早々に、引き上げることとしました。貴美香は最初お姉ちゃんたちだけスキ−を借りたのでご機嫌斜めでしたが、恵理香の大泣きを見てからは、一人良かった良かったとソリで遊びまくっていました。
 家族全員の珍スキ−はこれで今年はお終い・・・。また来年をお楽しみに。

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