:美麗な草千里の秀峰『烏帽子岳』1337m
草千里ヶ浜 周遊ハイキングコ−ス

前へ2000,08,21(山行は7/29) 2004/04/01 見直し次へ

草千里より烏帽子岳を望む

烏帽子岳は阿蘇五岳の一つで、草千里の正面にそびえる秀麗な姿の山です。右の写真のように草千里の中の池にその姿が映る様はなかなかのものです。もともと草千里は古い火口で、烏帽子岳はその火口壁の最高点になります。

 登り口は草千里の両翼に広がる旧火口壁の尾根を伝います。従来は草千里を一周するように登路が有りましたが、最近は左から時計廻りに登る道は草が覆ってしまい踏み跡がはっきりしなくなっています。今回は、右の方からアプロ-チすることにしましょう。

 

ajisai 草千里の駐車場は有料です。草千里の端の右の尾根の根元に車が停めれますので、そこに車をおきましょう。少し、先へ行った展望台の周辺にも数台の駐車が可能です。登山口の道標はありませんが、草付の尾根で烏帽子岳に続いていることがすぐに見て取れますのでこの道を進みます。草原の尾根道をほぼ500mで登りになり、いよいよ烏帽子岳に取り付きます。頂上は見えているのですが、これがなかなか着きません。ほぼ登り口から1時間で山頂になります。山頂からの眺望は非常によく、阿蘇谷も南郷谷も一望です。特に、見下ろす草千里から中岳火口、高岳と絵葉書のような素晴らしい眺望が得られます。

そのまま、半時計廻りに左の尾根へ草千里を一周するのも面白いですが、前述のように途中の道が今ひとつはっきりしません。天候がよければ間違え様のない草尾根ですので問題ありませんが、視界が悪いときは草千里側の火口壁へ下る道は危ないので迷い込まないようにして下さい。草千里は周囲が1キロですのでほぼ、2時間弱で一周できます。続けて、城島岳に登るのも面白いです。

 

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今回、出かけた当日は昼から家を出たため、頂上直下に着いたのがPM2:00と遅く、折から天候が悪くなりつつあり、雷鳴がとどろいていました。離れていて、大丈夫と判断したのですが、子供たちが怖がるために家内と一緒に途中に待たして頂上に駆け上がり記念撮影をしてきました。車に着くころには雨が降り出し、この季節は午前中の行動が必須であることを思い知らされた一日になってしまいました。

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