◇ 雑学手帳 その4 ◇
 

@ カメラで有名な「ミノルタ」と「キャノン」。
ミノルタは『実る田』が社名のルーツだが、
実はキャノンは『観音様』に由来するとか。
【○】
ホントらしいですよ。
雑学の本に書いてありましたから。
A 「人間至る処青山あり」
ずばり、『青山』とは極楽のことである。
【×】
『青山(せいざん)』とは【墓地】を意味します。
「たとえ故郷ではなくても、
骨をうずめるに足りる素晴らしい永住の地は
どこにでもあるものだ。」
・・・という意味で使われる言葉です。
B 日本家屋の原型といわれる「書院造り」。
『書院』とは、書物をしまっておいた『倉』に由来する。
【×】
『書院』とは「悟りを開くための部屋」の意で、
一段高い「床の間」を設け、
そこに神仏を祀ったということです。
C 「ごちそうさま」の『御馳走』。
台所の守護神で、足のめっぽう速い「韋駄天」が、
駆けずりまわって食材を集めてくれたことへの
「感謝」から来ている。
【○】
駆けずりまわることを『馳走』といいます。
D 茶席で食べる軽い食事『懐石料理』。
昔、禅宗の修行僧が、空腹を紛らわすために
懐(ふところ)に暖かい小石を入れたことに由来する言葉。
【○】
茶席の人がへりくだって、
『多くはありませんが、
温石を懐に入れるくらいの足しにはなるでしょう。』
・・・と言って出した料理。
基本は、一汁三菜(汁・向こう付け・椀盛り・焼き物)、
それに八寸(酒の肴)とされます。
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