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本文へジャンプ 2008年 4月 24日 

 



  【知事


       
     昨今、何かと話題の
【知事】ですが、
     実は、本来・・・

     
『事を知ること』や『つかさどること』を意味する
     サンスクリット語“karama-dana”の漢訳を語源とした
     立派な仏教語


     ・・・だったんですって!
     ご存じでしたか・・・?

     起源は中国の5世紀頃。
     今でこそ都道府県の首長であり、
     いわゆる“おエラいさん”たちの代表のような存在ですが、

     もともとは、
寺の雑事や庶務をつかさどる役職

     ・・・を
【知事】と呼んだそうで、
     寺院の中に置いては、どちらかといえば
     
“雑用係”的な立場だったようですね。

     それがやがて、禅宗寺院の急速な発展により事務職が
     複雑化され、それぞれの事務職を分割して
     
【6知事】と称するようになり、

     ・・・その後、宋の時代に入ってから
     中国各地の
地方長官の名称として【知事】という
     役職名が転用され、日本に伝わってきた、とか。

     ただ、ま、どんな仕事であれ、
    
     
“世のため・人のため”が大原則!・・・のはずです。

     同じ仏教語でもある
【利他】の精神も忘れずに、
     
新知事さん、ガンバレ!



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