仏教質問箱 【葬儀編その㉒・初七日③】
本文へジャンプ 2015年  3月 7日 

 



  【初七日】その③ 法要の意味
          =葬儀編・その㉒=

      さて、初七日の話も、今回で
3回目

      ちなみに、前回、
      
『極楽浄土へ向かう故人が
       最初の関門を乗り越える日が初七日なのです』

      ……という話を書きました。

      でも、ね、…

      
故人だけが、頑張ったり、辛い思いをして
      
『関門を越える』って、どう思われますか?

      そう、……

      
残された(遺された)私たちだって、同じように
      
『関門を乗り換えたい』と考えるのは
      
当然の気持ちですよね!

      だから、……

      初七日を含む
『中陰=四十九日間』とは、
      
故人私たちが、それぞれに関門を乗り越える、
      そんな期間ともいえるのです。

      故人は
“あの世”で、
      私たちは
“この世”でと、
      ちょっとした違いはありますが、

      ◇お互いに何かを乗り越えていく
      ◇あの人が頑張ってるんだから、私も!


      故人と遺族の皆さまが、
      その
最初の一歩を踏み出す日こそ
      
『初七日』で、
      それを
応援するのが『初七日法要』なのです。

      良き
一歩、良き応援となりますように


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