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【初七日】その② 法要の意味
=葬儀編・その㉑=
故人は、この世を去って以降、
7日ごとに関門を越え、
極楽浄土にたどり着くといわれます。
そして、その最初の関門が『初七日』と
称されるもの。
で、ちなみに、その『関門』ですが、……
一説には、『三途の川を渡る』関門だと、
解説されることがあります。
そう、川ですから、深いところも浅い場所も、
流れの急な箇所も緩やかな易所もあるのです。
ですから、できるだけ“浅くて・緩やかな”ところを
無事に越えてください!
……と、こちらの世界から応援する、
それこそ、初七日法要の大きな“意味合い”とも
いえるわけですね。
そのため、
“できるだけ大勢の人の力で応援しよう”と、
葬儀後の還骨法要(灰葬廻向)に合わせて、
この『初七日法要』を厳修することが、
今ではほとんどになってきました。
ちなみに、
“満中陰の日取りを本来の日よりも前に”と
決めるのもこの考え方からで、
◇本来の満中陰の日を過ぎず
(※過ぎてしまったら応援の甲斐がない)
大勢の親族や人々の集まれる日
……と、『前もっての土・日』を選ばれるのです。
ご理解、いただけましたでしょうか?
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