仏教質問箱 【葬儀編そのM・お骨上げ】
本文へジャンプ 2014年  2月 5日 

 



  【お骨上げ
          =葬儀編・そのM=

      火葬が済んだ故人の
遺骨
      
骨壺に収める儀式のことです。
      (高槻市では、出棺後、
       およそ
1時間半〜2時間で、
       
お骨上げ=収骨、となります)

      地域によって、多少の
違いはあるようですが、
      基本的には、…

       
◇参列者に決まりはない
         (親族以外にも、特に親しかった
          
友人等が参列することもあるようです)

       
◇二人ひと組で行う
         (死霊が
一人の人に憑かないようにとか、
          
共に悲しむためになど、
          色んな説があるようですが、
          はっきりした理由はわからないと
          解説されます)

       
◇お箸で渡す
         (
“橋渡し”に通じ、
          故人が
“三途の川”を無事“渡る”ことを
          念じるのだとか)

       
◇足から頭の方へと、順番に拾う
         (お骨壺に、
生前と同様の姿で収まる)

      ……などが、一般的な作法とされます。

      ちなみに、
僧侶はお骨上げには臨席しませんが、
      火葬場の係員の皆さまが、
      本当に
心のこもった対応をしてくださいます。

      あと、
お骨壺が二つあるのは
      
大阪独特“しきたり”のようですね。
      そのあたりに関しては、また、次号で…


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