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【お骨上げ】
=葬儀編・そのM=
火葬が済んだ故人の遺骨を
骨壺に収める儀式のことです。
(高槻市では、出棺後、
およそ1時間半〜2時間で、
お骨上げ=収骨、となります)
地域によって、多少の違いはあるようですが、
基本的には、…
◇参列者に決まりはない
(親族以外にも、特に親しかった
友人等が参列することもあるようです)
◇二人ひと組で行う
(死霊が一人の人に憑かないようにとか、
共に悲しむためになど、
色んな説があるようですが、
はっきりした理由はわからないと
解説されます)
◇お箸で渡す
(“橋渡し”に通じ、
故人が“三途の川”を無事“渡る”ことを
念じるのだとか)
◇足から頭の方へと、順番に拾う
(お骨壺に、生前と同様の姿で収まる)
……などが、一般的な作法とされます。
ちなみに、僧侶はお骨上げには臨席しませんが、
火葬場の係員の皆さまが、
本当に心のこもった対応をしてくださいます。
あと、お骨壺が二つあるのは
大阪独特の“しきたり”のようですね。
そのあたりに関しては、また、次号で…
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