|
|
【清めの塩】
=葬儀編・そのL=
葬儀後、火葬場から帰って会館等に戻るときに、
『清めの塩』の儀式をする場合があります。
(塩を踏んだり、身体にふりかけたり)
ですが、この『清めの塩』、
もともとは神道に由来するもので、
◇死の穢(けが)れを、塩の力で清める
……そんな意味合いを持つ儀式なのです。
そのため、本来、−
◇死は穢れではない!
……とする仏教では、必要のない作法とされ、
特定の宗派では、昨今、
反対運動すら起こされることにもなっているとか…
(ま、個人的には僧衣である以上、
僕も塩の作法は避けますけど、
目くじらを立てて、周りの人を不快にさせる
ことはないと思っています)
ちなみに、通夜や葬儀のあと皆で酒食を取ることも、
大勢の人々の力を集めることによって、
“汚れを祓う、穢れに対抗する”という意味合いが
あったようですね。
※というわけで、この『清めの塩』、
“残った塩は、どう処分したら良いのですか?”
……などという質問は、
できれば、神道の方にお尋ねいただければ…(^^)/
トップページへ
|
|
|