仏教質問箱 【葬儀編そのQ・灰葬廻向・還骨法要】
本文へジャンプ 2014年  2月 6日 

 



  【灰葬廻向・還骨法要
          =葬儀編・そのQ=

      火葬場での
「お骨上げ」が済み、
      ご遺骨をご家庭の
祭壇に祀ってすぐに修する法要
      表記の「
灰葬廻向(はいそうえこう」、
      あるいは「
還骨法要(かんこつほうよう)」と
      言われる法要です。

      昨今では、葬儀会館等で厳修されることも多く、
      
ほとんどの場合には「初七日法要」と一緒
      勤められますので、
      あまり意識されない方も多いようですが…

      本来は、この
法要だけが、
      「葬儀・骨上げ」の後に厳修されていたものを、

      せっかく、皆が集まって、
      「灰葬廻向・還骨法要」をするのだから、
      
“ついでに、初七日法要も”

      ……と、そのような意味合いで、
      葬儀後すぐに初七日法要を
合わせて
      厳修されるようになったのが、
      現在の
法要形態につながったようですね。

      ただ、現在でも、
      「初七日法要」を、
昔通りに、
      “亡くなってから七日目”(数えての六日目)に
      勤めたいと言われて、
      葬儀当日に「灰葬廻向・還骨法要」
だけを済ませ
      
あらためて後日に、
      初七日法要を厳修されることも良くあることです。

      そのあたりは、お家の
考え方一つですので、
      事前に、遠慮なく相談ください。

      大切なのは、
ご家族の気持ちです。
      それを
《一番》に、お考えいただけますように!


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