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【灰葬廻向・還骨法要】
=葬儀編・そのQ=
火葬場での「お骨上げ」が済み、
ご遺骨をご家庭の祭壇に祀ってすぐに修する法要が
表記の「灰葬廻向(はいそうえこう」、
あるいは「還骨法要(かんこつほうよう)」と
言われる法要です。
昨今では、葬儀会館等で厳修されることも多く、
ほとんどの場合には「初七日法要」と一緒に
勤められますので、
あまり意識されない方も多いようですが…
本来は、この法要だけが、
「葬儀・骨上げ」の後に厳修されていたものを、
せっかく、皆が集まって、
「灰葬廻向・還骨法要」をするのだから、
“ついでに、初七日法要も”
……と、そのような意味合いで、
葬儀後すぐに初七日法要を合わせて
厳修されるようになったのが、
現在の法要形態につながったようですね。
ただ、現在でも、
「初七日法要」を、昔通りに、
“亡くなってから七日目”(数えての六日目)に
勤めたいと言われて、
葬儀当日に「灰葬廻向・還骨法要」だけを済ませ、
あらためて後日に、
初七日法要を厳修されることも良くあることです。
そのあたりは、お家の考え方一つですので、
事前に、遠慮なく相談ください。
大切なのは、ご家族の気持ちです。
それを《一番》に、お考えいただけますように!
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