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本文へジャンプ 2006年 5月21日 

 



  【修正会】


         ※【仏教歳時記】の『修正会』とほぼ同じ内容ですが。


    
  お正月、元旦(※1月1日の朝)にお勤めする法要を
      
『修正会(しゅしょうえ)』といいます。

      いわゆる
“初詣=厄よけ”とは少し異なり、
      どちらかといえば、

      
“年の始めにあたって、世界の平和・安寧を祈願するとともに、
       この一年の仏法興隆や、壇信徒の安全・繁栄を願う”


      ・・・そんな意味合いを持った法要です。

      まあ、難しく考えるよりも、

      
“前年の無事の喜びをご先祖さまに感謝し、
       新年の決意を仏前に誓う”

  
      ・・・と、お考えいただければよいでしょう。

      最後に、お唱えする代表的な経文『祝聖文』
      (仏説無量寿経より)を記しておきます。

      
《天下和順 日月清明 風雨以時 災歯s起
       国豊民安 兵戈無用 崇徳興仁 務修礼譲》
      〈てんげわじゅん にちがつしょうみょう
       ふうういじ さいれいふき
       こくぶみんなん ひょうがむゆう
       すとくこうにん むしゅらいじょう〉


      ※和語訳
       
      天下は和(おだ)やかで順(やわらか)であり
      日月は清明にて、風雨は時を以て吹き降りし、
      災いや疾病も起こらず、
      国豊かにして、民は安らかに、
      兵戈(へいか)は用いることもなく、
      徳を崇(あが)め、仁を興(おこ)し、
      努めて礼譲(礼儀と謙譲)を修められん。


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