仏教質問箱 【節分】
本文へジャンプ 2012年  2月 9日 

 



  【節分
       =なぜ、ひとつ多く豆を食べるのか?=


       
     実は、昔から不思議に思っていました。
     ナンで
節分には、年の数よりひとつ多く
     
豆を食べるのだろう…?

     で、−
     先日読んだ書物に、こんな記述が…

      節分とは、
立春の前日に当たります。
      そして、実は、この立春とは、
      今でいう
お正月のことだったのですよ。

      だから、簡単に言えば、
      節分とは
お正月の前日
      つまり、
大晦日を意味していたのですね。

      また、昔は
“数え年”といって、
      人々はお正月を迎えた
途端
      ひとつ年をとるという考え方が
      
当たり前だったのです。

      そこで、
節分の日にはひとつ多くの豆を食べ
      翌日の
立春(新年=ひとつ年をとる日)に
      備えたというわけなのです。

      あと、付け加えるならば、
      穀物の豆には
霊魂が宿るとされていたため、
      新しい年を迎えるにあたって
      節分の日にはその
穀霊をいただき、
      また、
悪霊を退散させる意味も込めて
      豆をまくのです。

     ……と、載っておりました。

     個人的には、なるほど…、と
納得できたのですが、
     さてさて皆様は、いかがでしょうか…?


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