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本文へジャンプ 2006年 1月27日 

 



  【お節料理】


         ※もともとは正月だけと限ったわけではなく、
           お節供(おせちく=季節の変わり目の節句)に
           年神様へとお供えしたもの
           ・・・が起源だと書物には載っていました。
           ただ、まあ、“うんちく”はさておき
           それぞれの料理の由来、ご存じでしょうか?

     
(※諸説あるうちの一説ですが・・・)


    
◆黒豆(くろまめ)

      「まめ=丈夫に」、という意味合いから
      
健康を祈願すると共に、
      
マメによく働ける、ことも念じているようです。

    
◆数の子(かずのこ)

      数の子の親・ニシンは、一腹で5〜10万個の
      タマゴを持っていることから、
      
子宝に恵まれる、また子孫繁栄を念じています。
      その他、ニシンと二親の語呂合わせ、などという
      説明書きも見つけました。

    
◆ごまめ(田作り=たづくり)

      ごまめは「五万米」とも記され、
      
五穀豊穣・豊年満作を祈願される縁起物とか。
      その昔、田んぼの肥料にごまめを使ったところ
      その田んぼが大豊作になったことから「田作り」と
      称されるようになった由来もあるようです。

    
◆たたきゴボウ

      お重の「一の重」である【三つ肴】は、
      関東では【黒豆・数の子・ごまめ】だが、
      関西では【黒豆・数の子・たたきゴボウ】だと
      載っていました。

      ゴボウを叩いて平たくした様子を【開く】と称したため
      
“運や道が開けるように”との願いを込め
      【三つ肴】に加えられていたようです。

    ◆金団(きんとん)   

      これは文字通りですね。
      
財産や富を祈願します。

    
◆金団(きんとん)

      これも金団と同じ意味合い。
      
腰が曲がるまで元気に、また海老の【老】の字から
      
長寿を願います。

    ◆昆布巻(こぶまき) 

      
【よろこぶ】に通じる縁起物です。

    
◆紅白かまぼこ・紅白なます 

      【紅白】という色合いは、
“平和・安寧”を意味します。
      また、なますのダイコンの【白】色は、
      “聖なる色”を表現すると考えられていることから
      
清らかな生活を祈願しています。

      それと、かまぼこの形が【日の出】に似ているので、
      
“初日の出”あるいは“日の目を見る”という意味合いでも
      用いられるようですね。



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