タイトルイメージ
本文へジャンプ 2008年 1月 26日 

 



    ★【お経編】その2

   【啓白文(けいびゃくもん)



     《開経偈》に続いて、
     お経編の第2回目に登場いただくのは
     
《摂益文(しょうやくもん)》とも称される《啓白文》です。

     阿弥陀仏の
“光明の功徳”を端的に顕す経文で、
     法要などでは必ず読誦(どくじゅ)されています。

    
《啓白文》
      
光明遍照  “こうみょう・へんじょう”
      十方世界  
“じっぽう・せかい”
      念仏衆生  
“ねんぶつ・しゅじょう”
      摂取不捨
  “せっしゅ・ふしゃ”

      
※(弥陀の)光明は、
       遍(あまね)く十方の世界の、
       念仏の衆生を照らし、
       摂取して捨てたまわず


      ◇阿弥陀仏の身体より発せられる光明は
       宇宙のすべての念仏する人々を、摂取し、
       決して見捨てることはない功徳がある。
       
(※他訳多説ありますのでご注意ください。)

  

     出典は、観無量寿経・第九観
“真身観”の一文。
      《光明》が“世界”を照らすのか、“衆生”を照らすのか、
     ・・・で解釈は多少異なるのですが、
     法事や月参りなどでは、お経の最後の部分、
     
回向の前に必ず読み上げられる最も大切な経文です。
     (お盆でも、この経文だけは欠かしません。)

     短いお経ですし、何度も耳にしておられるこ
     とでもあり、簡単に覚えられると思います。
     今度、ご一緒に
ご発声、いかがですか・・・?



               トップページへ