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本文へジャンプ 2007年 9月 1日 

 



    ★【お経編】その1

   【開経偈(かいきょうげ)


     この先、数回に分けて《お経》について
     書いていきたいと思っています。
     まず、その一番はじめに・・・

    
《開経偈》
      
無上甚深微妙法  “むじょうじんじんみみょうほう”
      
百千万劫難遭遇  “ひゃくせんまんごうなんそうぐう”
      
我今見聞得受持  “がこんけんもんとくじゅじ”
      
願解如来真実義  “がんげにょらいしんじつぎ”

      ※無上甚深微妙の法は
       百千万劫にも遭(あ)い遇(お)うこと難し、
       我れ今見聞し受持することを得たり、
       願わくは如来の真実義を解したてまつらん


      ◇この上なき尊く深遠な仏の教えには。
       非常に長い時間(=劫)をかけても
       なかなか逢うことは難しい。
       しかし、今、幸いにも聴く機会が得られた。
       この機会を頂き、仏の真実の教えを   
       自分のものにしたいと切に願う。


  

     出展・訳者は
不明ですが、
     ほとんどの宗派で主要な経典の
読誦前に読み、
     その経典を深く理解しようとの心を顕(あらわ)します。

     本山の大学(西山短期大学)で、
     僕が仏教を学んで
(???)いたときにも、
     
授業の始めにこの《開経偈》を読み上げていました。
   
     
“むじょう / じんじん / みみょう / ほう〜”
     ・・・と、今度耳を澄ませてみてください。
     

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