★【お経編】その1
【開経偈(かいきょうげ)】
この先、数回に分けて《お経》について
書いていきたいと思っています。
まず、その一番はじめに・・・
《開経偈》
無上甚深微妙法 “むじょうじんじんみみょうほう”
百千万劫難遭遇 “ひゃくせんまんごうなんそうぐう”
我今見聞得受持 “がこんけんもんとくじゅじ”
願解如来真実義 “がんげにょらいしんじつぎ”
※無上甚深微妙の法は
百千万劫にも遭(あ)い遇(お)うこと難し、
我れ今見聞し受持することを得たり、
願わくは如来の真実義を解したてまつらん
◇この上なき尊く深遠な仏の教えには。
非常に長い時間(=劫)をかけても
なかなか逢うことは難しい。
しかし、今、幸いにも聴く機会が得られた。
この機会を頂き、仏の真実の教えを
自分のものにしたいと切に願う。
出展・訳者は不明ですが、
ほとんどの宗派で主要な経典の読誦前に読み、
その経典を深く理解しようとの心を顕(あらわ)します。
本山の大学(西山短期大学)で、
僕が仏教を学んで(???)いたときにも、
授業の始めにこの《開経偈》を読み上げていました。
“むじょう / じんじん / みみょう / ほう〜”
・・・と、今度耳を澄ませてみてください。
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