【鏡餅(かがみもち)】
丸く平らで、文字通り“鏡”に似ていることが
その名の由来ですが、
《丸い形》 = 家族円満
《二つ重ねる》 = 一年をめでたく重ねる
・・・などとも言われたりします。
また、本来は《床の間》に置くのが“正式”と
されるようですが、床の間のないお家などでは
《玄関の正面》や《客間の棚》などに置けば良い
とも、書物に載っておりました。
その他、《お飾り》に関しては、・・・
《橙(だいだい)》
木から落ちないまま実が大きく育つことから
家が「代々(だいだい)」大きく栄えるように
・・・との願いが込められている。
《裏白(うらじろ)》
葉の裏が白い常緑のシダ植物のことで、
シダという名前には元々《長寿》の意味があり、
また、古い葉と共に新しい葉が伸びてくるのも特徴で、
久しく栄えわたるという“縁起”を願ったもの。
《昆布》
“ヨロコブ”の語呂合わせはご存じですよね。
さて、最後になりましたが、鏡餅とは、
“前の一年を感謝し、これからの一年を祈る”
・・・もの、だそうです。
なるほど、“二つ重ね”には、
そんな意味もあるのかもしれませんね。
皆様も、よき“去年今年(二年)”を・・・
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