|
|
【鏡開き】
ご存じの通り、
お正月に御供えした鏡餅を
手や木槌で割り、いただくという伝統行事。
(年神様の霊力を宿したお餅を食べることで
無病息災・長寿を願います)
元々は、武家社会の風習が一般化されたもので、
切腹を連想させるため「刃物」は使わず、
また、「割る」という表現も忌み言葉として
避けられるため「開く」と称します。
基本的には、
1月11日が「鏡開きの日」とされますが、
松の内が終わってから
(=年神様が帰られてから)
お下げするもののため、
◇関東(松の内7日まで)は、1月11日
◇関西(〃15日まで)は、1月20日
◇京都並びに近隣の一部では、1月4日
……などと、解説されることが多いようです。
また、鏡餅の割れ方で“占い”をする地域もあり
「割れが多ければ豊作」なのだとか。
あと、大切なことは、……
神様の霊力をいただくわけですから、
神前から下げるだけではダメですよ。
食べてこそ「鏡開き」なのです。
……と、書物が。
しっかり噛みしめて、ゆっくり、美味しく、
お召し上がりください!
トップページへ
|
|
|