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本文へジャンプ 2009年 2月 26日 

 



  【檀家と仏壇


       
     『檀家』の
『檀』「木」偏(へん)で、
     『仏壇』の
『壇』「土」偏。

     ・・・ご存じでしたか?

     ま、とりあえず、簡単に解説すると、

     
◆檀家とは◆

      
「布施」を意味する梵語の“ダーナ”を漢字に音訳した
      “檀那・旦那”という言葉から生まれたのが
『檀家』で、
      菩提寺に布施をする家という意味を持つようです。
      なお、我が西山浄土宗では、他に、
      檀中・檀徒・檀信徒、と称されることもあります。
      (※ちなみに、
菩提寺〈ぼだいじ=自家の帰依している
        寺〉のことを
檀那寺とも呼びますね。)

     
◆仏壇とは◆

      その起源については諸説あるようですが、
      もともと古代インドでは、
土を積み上げて『壇』を作り、
      そこに神を祀っていました。
      そして、その祭壇を風雨から守るために屋根を付けた
      ことが、
現在の寺院の原型と言われています。
      仏壇とは、仏さまの世界を表現した
      いわば家庭における
『小さな寺院』でもあることから、
      その由来を受け継いで
“土偏”の『壇』が用いられて
      いるのです。

     ご理解いただけましたでしょうか?




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